赤蜻蛉空の一角占めにけり


赤とんぼが飛び交う播磨の上流。

秋の恵みをいちはやく味わってみませんか。


新米と新味噌セット、新登場。

 

いよいよ収穫のシーズンが近づいてきました。

kajiyanoでは今年、自家栽培コシヒカリの新米と新みそをセットにして販売します!

ご覧のとおり、今回はうちのマスコットでありスタッフであるヤギのメエちゃんが広告の主役。

彼女の日ごろの”仕事”ぶりを知っている方からはツッコミが入りそうな点もありますが、少なくとも「メエが来てからはじめてのお米」ではあります。


メエと米づくり

 

メエが我が家にやってきたのは昨年の11月。

最初はどう向き合えばいいのか試行錯誤でしたが、ほどなくして気まぐれで飽きっぽい性格だと判明。

柵付きのスペースを2箇所用意し、定期的に「お引っ越し」するというお姫様待遇となりました。

 

また、極度の寂しがり屋なので長時間の放置はNG。

敷地の周り、田んぼ、農園A(隣の集落)、農園B(sankira green-farm)・・・

顔が見えるよう工夫して、ぐるぐるといろんな場所で気分転換がてら”仕事”をさせています。

車が好きなのは助かっています。

 

米づくりに関しては、田植え前にメエが苗をかじってしまうというアクシデントも。

 

「畦草を食べてもらいたいけど、イネも食べてしまうかな・・・」

心配になったものの、「水をこわがる」という習性が幸い。

危険を冒してまでイネを食べようとはしないことがわかり、畦の仕事は安心して任せることができました。

 

・・・「嘘」は書けません。

 

実際には、例年と同じ回数、わたしが草刈りをしています。

「草刈りの手間が軽減」は嘘ではないと思います。


イネがコケた!

 

今年は天災続き。

立て続けの台風で、なんと今年はわが家のイネが”コケ”ました。

倒伏(とうふく)といいます。

”稲の倒伏は節から折れる場合は少なく、節間が曲がるか折れる場合がほとんどです。おもに根元近くの節間が曲がったり折れたりして倒伏します。節間が徒長したり、弱くなっているところに、風雨などの外的な力が加わると倒伏します。”(クボタの田んぼ「倒伏」

 

決して好ましい現象ではありません。

しかしコシヒカリは倒伏しやすいと言われている品種。

順調に育っていた先輩の田んぼのイネが台風の時期に倒れるのを何度も目にしてきました。

 

有機農法に切り替えてから1年目、2年目ともに、イネは思うよう育たず・・・。

「背が低く貧弱なイネ」「おまけに草だらけ」というイメージがすっかり定着。

「山口くんとこのイネはコケる心配が無いからええのぅ」

冗談まじりによく言われてきました。

自分でもネタにしていたぐらいです。播州弁のニュアンスを文字にするのは難しい。

 

それが今年は、部分的に”コケ”るほどの背丈になったのです。

もちろん倒伏してしまう原因は土壌管理等にあり、来年に向けての反省点でもあります。

それでも、たしかな前進を感じながら、倒伏したイネを起こし、籾が水に浸からないよう排水対策をしたのでした。

メエといっしょに作業していて、今回また新たな発見がありました。

 

「畦の上に倒れたイネはメエが食べる」。

 

じゅうぶんに気をつけようと思います。

「悪気はないメェ」

 

そんな山口夫婦&メエの汗と涙と谷間の雨をたっぷり受けて育った今年のコシヒカリと、できたてのお味噌のセットが先行予約受付中

いち早く召し上がってみたい方はご連絡をください。

0790−35−0673

 


今日の一句

赤蜻蛉空の一角占めにけり

あかとんぼ そらのいっかく しめにけり

季語:蜻蛉(秋)

全国的に急減しつつあるというトンボも、長谷ではあちこちに。

空に真四角の境界を張ったように、田んぼの上を群れ飛ぶ光景をよく目にします。


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