三椏の花を囲める下校の子


住み始めたときには、なかった光景。

こどもたちが、毎日仲良く集団下校しています。


集団下校のエイドステーション?変化するkajiyano

逆らえないもののひとつが、「時間」あるいは「年齢」。

20代で結婚と同時にこの地に移り住んだわたしも、現在35歳。

それだけ村の先輩方も歳を重ねてこられてきていることになります。
みなさん元気すぎて、感覚が麻痺しがちですが・・・

当時、村のこどもは1人。

同年代の子が近くにおらず、大人の輪の中にちょこんといるような感じでした。

それから数年。

移住してこられた方のこどもたちが加わりました。

同年代の友達。

村の行事のかたわら鬼ごっこをしたり、放課後も自転車で行き来したりと、元気よく遊んでいます。

長谷小学校からの集団下校もスタート。

kajiyanoの大きな窓からよく見えるので、前を通るときに「おかえり〜」と手を振るのが日課になりました。

変化が起こったのはつい最近のこと。

そのまま通り過ぎるかと思いきや、男の子がターンして来訪。

「あの・・・トイレ貸してください」

「あ、うん、良いよ」

そのときに、妻がなにげなくジュースを出してあげたそうです。

数日後にまた、トイレとジュース。

そのまた数日後にも。

また数日後・・・

それなりに遠慮しているのか、何日かおきに登場

「なんかここ、あったかいしきもちえぇなぁ」

「宿題していくわ」と、ついにはランドセルを広げる日も。

わたしたちにとっても、気分転換にもなり、日常の楽しい一コマになっています。

ただ、今のペースで商品用のりんごジュースを出し続けたら赤字なので、彼ら専用のジュースを常備することにしました(笑)

年々、いろんな変化のある村です。


今日の一句

三椏の花を囲める下校の子

みつまたのはなをかこめる げこうのこ

季語:三椏の花(春) 

この暖かさで、例年よりも早く咲き始めたミツマタ。

なんとなく、こどもたちに似合う花だなと思います。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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