餅搗や欅の杵の真直ぐ落つ


日本の正月に欠かせないお餅。

来るべき新しい年に祈りをこめて、みんなで搗きました。


準備を入念に。

せっかくお餅を搗くなら、もち米もこだわりたいもの。

山口家は、以前にもこのブログでご紹介させて頂いたことのある、安保進さんから買わせていただきました。

新野地区で里山づくり竹チップの活用など面白い取り組みをされている安保さんですが、ハリマモチというもち米の栽培も行っておられます。

農薬は不使用。

今年はとりあえず3kg購入しました。

(臼の大きさによりますが、1臼あたりの適量は約1.5㎏~2kg)

臼で搗く前日の夜に、水に漬けておきます。
前日の夜に、水に漬けておきます。
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ザルにあげて、水分を切ってから蒸します。

餅搗き当日!

参加メンバーは、神河町移住者ネットワーク『神河を遊ぶ会(神遊会)の10名ほど。

もち米を持ち寄って朝9時ごろに集合し、全体解散は夕方でした。

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薪割り。蒸し器であるストーブの燃料づくりです。運動神経が無いとこうなります。
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メンバー手作りのストーブに水を張った釜を載せ、その蒸気でもち米を蒸します。(2臼ぶんで30分ほど)
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米粒をすりつぶす、「こづき」作業。これを丁寧にしておくかどうかで、食感が変わるといいます。
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2人1組で、打ち手はひたすら真ん中を搗きます。相方の「臼取り」は、杵がくっつかないよう水を加えたり、まんべんなく搗けるよう外から内へ寄せたりするなど臨機応変な動き。
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餅切りは、機械で。
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と思ったら機械の操作にかなりの力が必要なことがわかり、結局手作業に。
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完成品。美しい真ん丸のお餅がたくさん。

わたしは仕事のため途中抜けしましたが、けっこうな肉体労働でした。

味見のタイミングを逃してしまいましたが、一生懸命つくったからこそ、きっと美味しいはず!

お正月が楽しみです。


今日の一句

餅搗や 欅の杵の 真直ぐ落つ

もちつきや ひのきのきねの ますぐおつ

季語:餅搗(冬)

杵を持つ手についつい力が入ってしまいますが、名人曰く、(利き手の)右手は添えるだけで、ストンと落とす」

今では希少な欅の杵が振り下ろされるたび、村に大きな音が響きました。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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