野蒜食ふ齢同じき夫婦かな

長谷は初夏を思わせる陽気。 毎年の風物詩の中に、ときおり新しい風が吹きます。 ノビルとヤギと町議選。   田んぼの畦や裏山の入り口に、青々と草が茂りはじめました。 田舎で暮らす人間にとっては...

雨の夜の光の粒となるさくら

会計監査、総会、田んぼの春作業。 何かとそわそわする季節です。 慌しき、年度の変わり目。   保田式稲作では、4月のはじめにぼかし肥料を撒いてから全体を薄く耕耘します。 一般的な農法では深く...

日本を発つ日の枝垂桜かな

カナダ人アーティスト・ダニエルが1週間の滞在を終えて帰国。 長谷の魅力を改めて教えてもらった気がします。 異国の人の、ゼロからの出発。 関連する過去記事 極寒のカナダの飴をもらひけり(18/1/22)...

古草や移り住む故それなりに

いったい何が引き寄せるのか。 「移住」の不思議を想います。 ワールドワイドビレッジ、ハセ。   長谷に移住予定のカナダ人アーティストのことは以前に記事で紹介しました。 極寒のカナダの飴をもら...

子を背負う父も畑を打ちにけり

ようやく、春らしい気候に。 今年度の農園の活動がスタートしました。 年々育つ、sankira green-farm!   「もうジャガイモは植えたんかい」(注)怒っているわけではありません。...

山羊飼いの手綱の褪せて別れ雪

仲間を求めて。 姫路エリアの先輩ヤギオーナーに会いに行きました。 噂のヤギ飼いの正体は、まさかの・・・。   ヤギに限らず、大きな動物を飼っている家は印象に残ります。   うちでヤ...