亀虫の骸からりと回りけり

秋が来れば、彼らの出番。 一気に涼しくなり、秋らしくなってきました。 長谷の夏は短い。 眩しさの中で肌がしずかに灼ける5月の田植えシーズンから気温が上昇し、湿気対策に追われる梅雨時期をはさんで、7月〜...

青田風立ちし水面の光かな

水漲る田んぼの真ん中で。 ちょっと懐かしい句をアーカイブ。 コロナ禍の入り口で、世の中の動きがピタッと止まった時期。 自分にとっては、はじめてといっていいぐらい、ゆったりとした気持ちで農作業に勤しむ時...

人里に便りをはこぶ春の鳥

山に近い暮らし。行き交う鳥。 2018年 芝不器男俳句新人賞の最終選考で中村和弘さんに取り上げていただいた句。 ブログに未掲載だったのでアーカイブしておきます。 「小鳥たちの、小さな自由」なんていうフ...

山渡る影となりたる春の鳶

異文化、異端、異分子。 「異なるもの」の役割を思います。 風を通す。 長谷で9度目の春を迎えようとしています。 右も左も分からず出席した、最初の春の集落総会。 未知の世界に圧倒されたぼくは、当時まだ2...

降る雪やサステナビリティとは何か

手探りの新フォーマット。 記録を兼ねて句をアーカイブしてみる試みです。 「持続的なくらしとしごと」を追いかけて 降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男が立ちはだかる、ある種の呪縛をもった上五。 草田...

読初の函やはらかく置きにけり

2022年のテーマは「再始動」。 学びを深めながら、「俳句と人生」について考え直しています。 ブログコンセプトの変遷(「暮らしのアーカイブ」から「俳句ブログ」へ) 俳句の実作をはじめたのは、2014年...