すっかり親バカ?
ヤギのメエちゃんと過ごす一日一日が貴重に感じられます。
メエちゃんの成長日記 はじめてのシャンプー篇
圧倒的なかわいさを誇る愛娘メエちゃん。
ただひとつ、当初から気になっていることがありました。
それは「ニオイ」。
わたしたちは決断しました。
「メエちゃんを洗う」。
ヤギオーナーのみなさんの動向もチェックした結果、ホームセンターで売られているペット用のノミ取り用シャンプーを使用することに。
ただし、基本的にヤギは水を嫌います。
「シャンプーなんてしたら嫌がるだろうなぁ・・・」
嫌な予感がしていました。
メエちゃんがすっぽり入るタライをセット。
風呂場からホースを伸ばしてぬるま湯のシャワーを準備。
腕まくりした妻の合図で、風呂場の蛇口をひねりました。
「シャァ〜・・・」
頭の上から水が降ってきたとたん・・・
メエちゃんが大暴れ!
かつてなくアクロバティックな動きで妻を振り切りました。
負けじと抑え込む妻。
とても時間をかけてシャンプーできる状態ではありません。
洗っては逃げられの繰り返しで、不完全燃焼ながらなんとか全身をシャンプーすることができました。
自然界には、晴れの日もあれば雨の日もあります。
ある程度天気が良かったこともあり
わたしは「天日干しで乾くやろ」。
次の瞬間。
妻はハッと目を見開き、ホラー映画の主人公のような表情に。
「なんてかわいそうなこと言うんよ!!」
「震えとるやんか!!」
「ドライヤーするに決まっとるやろ〜〜!!」
「え?あ、はい・・・」
気迫に圧倒され、一瞬で決定。
屋外用のコンセントに家庭用ドライヤーをつなぎ、自分の髪以上にていねいに毛を乾かす妻でした。
今日の一句
洗髪を 嫌う娘や 冬はじめ
せんぱつを きらうむすめや ふゆはじめ
季語:冬はじめ・冬に入る(冬)
ついに俳句においても一線を越えてしまいました。
全身を震わせてシャワーを拒否する姿が脳裏に焼きついています。