ジャンパーに木樵の胸部包まるる


田舎で暮らすメリットいろいろ。

また一つ発見!?


「田舎暮らしをすると力持ちになる」説

 

としまえん騒動渦中の「水曜日のダウンタウン」のような見出しですが・・・

「水曜日のダウンタウン」クロちゃん檻に入れて公開⇒人が殺到し混乱 企画は中止に | ハフポスト

 

先週23日、村では年迎えの準備作業がありました。

 

わたしは今年で5回目。

今回は、山に入って「とんど」の炊きもの(薪)等を取りに行くチーム。

以前に伐り倒してある木を回収するだけの予定だったのが、想定していたより量が少なく追加調達が必要に。

 

直ちに情報交換。

「〇〇山で水害か台風かの時に倒れとう木があったからそれが使えるんちゃうか」

新たに伐り倒すよりは、少しでも古い木のほうが燃えやすくメリットがあります。

目撃情報を元に、ガタゴトとその山へ。

聞いた通り、折れた木を発見!

ところが、林道の下

上から下ろすのはまだしも、カットしても重い丸太を下から手で持ち上げるのは至難の業です。

 

こんな時、村人のクリエイティビティが最大限に発揮されます。

「人力でダメなら、機械の力で」

丸太にロープをくくりつけ、滑車も噛ませて軽トラで引っ張り上げる作戦を決行。

手際よく段取りが進み(わたしは補助をするのみ)、1本目の丸太が林道までみごと引き上げられました。

画像はイメージです

丸太を運ぶ場合、二人がかりで持ち上げても良いのですが一人で運ぶ場合のコツがあります。

進行方向に向かって、片方を持ち上げて反対に倒す、を繰り返すのです。

傾斜があれば、切り株などの障害物を利用しながら転がすことで丸太を移動すると楽です。秋の犬塚さんのお祭りの際に同じく山仕事チームになり、教えてもらいました。

軽トラの近くまで運んだら、荷台に載せる。

この時は、「えいっ」と持ち上げてから少し腕力で支えてゆっくり載せる必要があります。

 

ぐっと腰を落として、「えいっ」

そして「ゆっくり下ろす」。

 

「ほぉ〜若いから力あるのぅ」

 

後ろから聞こえた声に、「え?僕が?」と思わずキョトンとしました。

非力とは言われても、力があると言われたのは人生で初めてだったからです。

 

昔から、顔はぽっちゃり、体の線は華奢。(ついでに短足)

そのコンプレックスから、東京時代、大阪時代とも週末ジムに通っていました。

 

プロテインを飲み、ダンベルを上げ、サイクリングマシンに乗り・・・

イヤホンで聴く音楽だけが救いの、ただただ過酷な時間。

努力の甲斐あってたしかに筋肉はついたのですが、どこか不自然な仕上がり。

木の上に粘土を盛ったような、「お山のような筋肉」と言えば良いでしょうか。

半分自己流だったのでトレーニングの仕方でもあるとは思います。

 

それが長谷に来てからは変わりました。

灯油タンクや米袋などある程度の重量のものを日常的に扱う中で、実際に使う筋肉が日々自然と発達。

年々体が絞られている実感があります。

村の皆さんの体つきを見ると、年齢を問わずガッシリしています。

 

まだまだ同世代の中では非力なほうだと思いますが、村の仕事に貢献できた喜びもあり今回は嬉しい発見でした。

 

「田舎で暮らすと、ジムに通わなくても良い筋肉がつく」

これって、価値のあることではないでしょうか。

 

昨晩から消防団の年末警戒がスタート。

今年もカウントダウンです。


今日の一句

ジャンパーに木樵の胸部包まるる

ジャンパーに きこりのきょうぶつつまるる

季語:ジャンパー(冬)

木こりやハンターが踏み分ける、険しい冬の山。

その隆々たる筋肉が厚手のジャンパーに包まれます。


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