兵庫県の南北の移動に重宝する、播但連絡道路(播但道)。
利用料金が少し高めなのがネックですが、期間限定でお得な観光パスが発行されています。
播但道あれこれ
結婚前に、はじめて姫路から『谷間の家さんきら』へ一般道で来たときは、「なんて遠いんだ・・・」と思ったものでした。
姫路駅周辺との距離は、片道50㎞弱。
たまのゴルフや小旅行ならまだしも、ここに暮らすということの距離的なハードルを感じました。
しかし、暮らしていれば慣れてくるもので、今では仕事の都合で急がねばならないときを除いては、途中でお店に寄りながら一般道で行き来しています。
とはいえ、播但道が使えると時間的にだいぶ違います。
播但道で行く場合、谷間の家さんきらから砥堀ICまでがちょうど30分!
意外と近いと思いませんか?
ちなみに、その場合の料金は450円。
しかしあるとき、村の先輩の女性に「市川南から乗れば安いで」と言われて、「その手があったか!」と思いました。
市川南ランプから乗ると、砥堀ICまで260円。
312号線だと砥堀の手前あたりで混雑しがちですが、神河町から市川周辺までの道はそれほど混みあっていないため、市川南ICと姫路間のみ高速を使うのはなかなか合理的だと思います。
という訳で、最近はこの「一般道+高速」パターンも増えてきました。
お得な播但道乗り放題パス
そんななか、お客さんへの案内のためグリーンエコー笠形の情報を調べていた時に見つけたのが、
兵庫県道路公社発行の『一日乗り放題観光パス』。
なんと、下記料金を現金で支払えば、終日(0時~24時)播但道が利用し放題になるんです!
軽自動車等 1,100円
普通車 1,400円
利用の際は、車両番号や利用日を事前登録してプリントアウトした観光パスを最初のインターで提示すればOK。
ちなみに、神崎南ランプから姫路JCTまで720円。県外など遠方からお越しの方は、往復するだけでモトが取れます。
さらに!(ジャパネット風)
観光パスを持っていれば、神崎いこいの村「グリーンエコー笠形」のひびきの湯入浴料が半額(大人500円→250円)
など、沿線の市町村におけるさまざまな施設で特典が受けられます!
観光パスの実施期間は、平成27年9月28日(金)から平成27年12月18日(金)まで。
申し込み回数は、実施期間中、同一車両につき5回までとなっていますのでご注意ください。
1記事ぶん手抜きした訳ではなく、神河町のPRです。
今日の一句
冬眠の 峠を抜ける 播但道
とうみんの とうげをぬける ばんたんどう
季語:冬眠(冬)
虫や動物が冬の眠りに入る季節の、山のふもと。
兵庫を南北につらぬく播但道を、さまざまな地名のナンバープレートを付けた車が走り抜けてゆきます。