11月27日、長谷で初雪が降りました。
昨年に比べ過ごしやすい日が多かった秋の日々も、ずいぶん前のことのようです。
試練の季節のはじまり。
「去年の教訓を生かして、気候の良いうちに外作業を頑張ろう!」
そう誓いあって、今年は納屋の片付けやガレージの撤去作業など、大きな目標としていたことはおおむねクリアできました。
ただ、11月半ばに大きな案件がひと段落したと思ったとたん、新しい仕事が立て続けに入ってきて、ここ2週間ほどはアドレナリン全開で仕事モード。(わたし個人の話です)
石垣のツタの手入れや木の剪定などは、宿題が残ったままとなってしまいました。
そうこうしているうちに、長谷では今年はじめてとなる雪。
ことばに出来ないような嬉しい気持ちになりましたが、同時にそれは、極寒の季節への入口。
雪解けから数日は気温が高止まりしていたものの、晴れ間が続くごとに寒さが厳しくなってきています。
わが家ではついに石油ファンヒーターが登場。
もちろん、悪魔の誘惑といっても過言ではない炬燵もフル稼働。
こうなると、さんきらには居ても、ついつい目の前の仕事を口実に外に出ることをためらいがちになり、現在に至っています。
手を抜くわけにいかない、田んぼの世話。
ただ、今年は冬期湛水のため、田んぼの水管理をしなければなりません。
これだけは日課として取り組んでいるのですが、どうにも水の減りが早い!
姫路で1泊して朝戻ってくると、もう土が顔を出しているような状態なので、これではなかなか家を空けられません。
米作りを指導していただいている先輩も
「多分、どっかから水が抜けよるなぁ」
との見立てで、気になりつつ手を付けられていなかったのですが、ようやく本日作業に着手することができました。
田んぼ長靴&スコップの装備でそれらしきところをチェック。
すると、田んぼ2枚とも、泥の詰め具合が甘く水がちょろちょろと抜けている箇所がありました。(いずれも尻水口周辺でした)
とりあえずは解決して、ほっとひと息です。
ペットも飼わず、こどももまだ居ませんが、田んぼの世話が暮らしの励みになっている気がします。
今日の一句
初雪の 水面に消える はやさかな
はつゆきの みなもにきえる はやさかな
季語:初雪(冬)
「初雪や!」
喜ぶ気持ちもつかの間、気になったのは田んぼのこと。
やや急ぎ足でようすを見に行くと、田んぼの水面に淡い雪が吸い込まれる不思議な光景が広がっていました。