田舎暮らしと「道具」は切っても切り離せません。
日常的に使うものだからこそ、良いものを見つけていきたいと思います。
長靴の耐久性
田舎暮らし談義で盛り上がるテーマのひとつが「長靴はどれぐらい持つか」。
ホームセンターに行くと1,000円くらいの安価なものもありますが、
「安もんはあかん」
と皆さん口を揃えておっしゃいます。
わたしも移住当初にホームセンターで1,000円台の長靴を購入したことがありますが、いつからかどこからか穴が開き、半年ほどで水漏れがするようになりました。
山の中での竹伐採や草刈りなどハードな足場で使用することがあるとはいえ、もう少し長持ちしてほしいものです。
そこで次は2,000円台後半くらいの長靴をホームセンターで購入しました。
決め手は、村の複数の先輩が履いていること。
わりあいしっかりした作りで当面は大丈夫かと安心していたのですが、竹藪での作業中にイバラのような棘をひっかけてしまい、あえなく穴あきに。
わたしの使い方が悪くて長持ちしないのかと思い村の人たちにこの話をすると、
「そんなもんしょうがない。消耗品や」
「足の甲のあたりのよう曲げるところなんかすぐ裂ける」
といった答えが返ってきて、ちょっと安心しました。
最強の長靴を探し求めて
とはいえ、何か改善策はないものか・・・
ネットで検索してみたところ、長靴の耐久性についての記事がいくつか出てきました。
特に農家にとっては大きな関心ごと。
ベテラン農家のブログにて、何十年も履き続けているという長靴ブランドが紹介されていました。
その名も
ザクタス。
名前からして強そうです。
弘進ゴムという会社が開発している国産の長靴で、プロの大工職人さんや厨房勤務者のあいだでも定評がある模様。
できれば実物を試したかったのですが、近隣のホームセンターで扱っていなかったためレビューからサイズ感を想像してネットで購入しました。
履いてみると、普通の長靴よりも深さがあり、ひざ下あたりまですっぽりカバーされる感覚が新鮮!
果たして運命の出会いとなるのか。
身体の一部のように大切に、ときにはワイルドに履きたおしていきたいと思います。
今日の一句
炎天の路を 仔猫と歩みけり
えんてんのみちを こねことあゆみけり
季語:炎天(夏)
じりじりと焼き付けるような炎天下。
長靴を引きずるように歩いていると、仔猫が合流してきました。