村へのお披露目、オープン、そしてオープニングパーティー。
怒涛の一週間を駆け抜けました。
モンテローザさんに感謝
kajiyanoは日・月曜休み。
本来であれば土曜は簡単な軽食も提供する特別な営業日ですが、初週は貸切営業。
今回のプロジェクトでお世話になった関係者の皆さまと、クラウドファンディングの支援者の一部をご招待する「オープニングパーティー」を開催したからです。
懸念点のひとつが、駐車スペースの問題。
敷地内駐車場は今のところ最大6台。
ある程度の人数が個別に車で来た場合には停めきれなくなってしまいます。
できるだけ周辺に迷惑を掛からないようにしたいと思い、何かとお世話になっているホテルモンテローザの支配人に相談しました。
すると、駐車場使用OK&kajiyanoまでシャトルバスを出していただけるだけでなく、
「ロビーでウェルカムドリンクを用意しますよ」との嬉しいお言葉。
当日行ってみると、ロビーどころか通されたのはなんとレストラン。
名物の大きな暖炉の火にあたりながら、みんなでウェルカムドリンクをいただきました。
「小さなこどもさんもいらっしゃるようなので」、とサービスで焼きマシュマロ体験も。
地域密着のスタイルで着実に信頼を築いていかれているモンテローザさん。
さすがのおもてなしでした。
人と人とのつながり
kajiyanoプロジェクトは、たくさんの人の力があっての賜物。
その中でも、姫路のコワーキングスペースmoccoを手掛ける設計士・梶原伸介さん、ガーデンデザインの大御所・風雅舎の加地一雅さん、神河で数々の空き家再生に携わってこられたタナカ建築の田中秀夫さんというお三方なくしてkajiyanoは語れません。
それぞれがどのような想いでプロジェクトに向き合ってきたのかを、パーティーに足を運んでくださった皆さんに知って頂きたいというのが今回のパーティーの目的のひとつでした。
「振り返ってみると・・・」
とこぼれ出てくるお話は、きっと参加者の皆さんにとっても興味深く味わいのあるものだったと思います。
当日会場に集まってくださったのは、本当にご縁を感じる方ばかり。
パーティー後、参加された方から
「しっかりと人と人とが繋がっている感じがとても心地よかった」
というメッセージをいただき、なんだかじんときました。
招待した義母も喜んでくれたようで、「この場所が出来て良かった」としみじみ感じた一日となりました。
今日の一句
語り部を 囲みてつつく おでんかな
かたりべを かこみてつつく おでんかな
季語:おでん(冬)
ひとつひとつ、ことばを手繰り寄せながら紡がれる物語。
具だくさんのおでんを箸でつつきながら、聞き入ってしまいました。