めまぐるしい日々の中でも、おろそかにしてはいけない(と自分では思っている)もの。
俳句という不思議な生き物と向き合い続けています。
句会@kajiyano
わたしが所属する俳句結社『姫路青門』の神河部会ともいえるのが、俳句サロン夢句会。
月1回、公民館の会議室に集い句会を行っています。(人数が増えたため現在は2チームに分かれています。原則、第1木曜と第1金曜。わたしは木曜の会です)
広報かみかわに隔月で1人1句ずつ掲載されるほか、定期的に神戸新聞への出句も行われています。
通常どおりであれば、ひと月前に公民館の会議室を予約するのですが、あいにく3月の第1木曜は満室。
「だったら、山口さんのところで句会をさせてもらうのはどう?」
お姉さまがたの提案により、急遽会場変更が決定。
結果的に、kajiyanoにとって初のスペース貸切ともなりました。
当日は、いつもと環境が異なることもあり、どことなくリラックスした雰囲気。
俳句に関する”雑談”が盛り上がりました。
このブログのおかげ(?)でコンスタントには作句していますが、一時期に比べると明らかに作句ペースが落ちています。(逆に今ぐらいが年齢相応?)
結社の先生がたも変化を感じ取っておられるようで、句会の先輩へわたしの安否を尋ねる連絡があったそうです・・・。
また、現在もたびたび複数の句会よりラブコールをいただいているそうなのですが
「貴士さんは多忙で神河の句会だけでも大変なんだから、それは勘弁してあげて」
と近沢先生が制してくださっているとも聞きました。
「結社の最若手」に対する皆さんの応援のお気持ちに応えなければというプレッシャーはありますが、(クオリティはともかく)作品を発表できる場があり、それを待ってくださっている方がいるのは幸せなこと。
生活の中にもっと俳句を取り込んでいけたらと思う一日でした。
今日の一句
春浅し 句友と囲む 長机
はるあさし くゆうとかこむ ながづくえ
季語:春浅し・浅春(春)
お気づきの方がおられるかもしれませんが、立春(節分)を過ぎ既に「春」を迎えていることに今日の句会まで気づいていませんでした。
詩心と四季の移ろいに気づかせてくださる先輩方に感謝いたします。
※俳句の世界では、俳句仲間のことを「句友」と呼びます。手紙の結びで「ご健吟を!」という独特のフレーズもあります。