蜥蜴の子だるまさんがころんだ

ここ最近メディア取材が続いています。

GW以降は、ローカルラジオ局FM-GENKIと朝日新聞。いずれも夫婦セットでした。

※5/13追記


足元を見つめ直す機会。

 

取材① FM-GENKI(ラジオ) テーマ:夫婦の哲学

 

今年2月に惜しまれながらクローズした姫路のコミュニティスペース「納屋工房」

代表・長谷川香里さんからお声がけいただき、納屋工房&姫路のローカルラジオ局FM-GENKIの共同企画「百人の哲学」第76回のゲストとして出演することになりました。

約1時間のロングインタビュー、1発撮り。

 

「小さい頃はどんな子どもでしたか」

「夫婦生活で心がけていること」.etc

 

改めて考え、ことばにしてみると意外な発見もあり新鮮でした。

 

現時点での山口夫婦の哲学。それは「相手に●●しない」!

よろしければお聴きください。

FM-GENKI(79.3MHz)「百人の哲学」

5月26日(土)23:00〜24:00

ListenRadioからインターネット視聴も可能です。

 

〈納屋工房 公式サイトより〉
百人の哲学では、播磨地域で活動されている方をゲストにお招きして 人生哲学や経営哲学をインタビュー形式でお伺いする連続セミナーです。FM-GENKIとの共同企画で、インタビューを収録し、毎月第4土曜日23:00〜24:00にFM-GENKI(79.3MHz)にて放送されます。

●「百人の哲学」アーカイブ


 

取材② 朝日新聞 テーマ:空き家活用の現在

「山口さん、きょう事務所におってですか?」

神河町役場の職員さんからの電話。

 

「あ、はい」

「朝日新聞の記者さんが来られていて、取材したいとのことなんですけど・・・」

「え?今日ですか!?」

「はい、今から・・・」

 

内容もしっかり把握できないまま、とりあえず大急ぎで(おもに心の)準備をしました。


県版・地域欄の特集記事で、テーマは「兵庫県における空き家問題」

 

①「兵庫県内の空き家が増えている」→②「都市部での現状と対策」→③「郡部での現状と対策」(約100行)

③の事例として、2006年から空き家バンクに取り組み実績を積み上げている神河町を紹介。その流れ、具体的な空き家活用事例としてkajiyanoを紹介という流れです。

「基本的に、いち事業者としてのお話しかできません」

いつも事前に前置きしておくのですが、テーマがテーマだけにスケールの大きな質問もあり、慎重に言葉を選ばざるを得ない場面もありました。

 

往時の面影を残す天井や柱、外観を背景に二人並んで写真もパシャリ。

果たしてどんな記事になるのか。

週末の朝刊で掲載予定です。

 

↓5/13掲載内容 よく見ると写真にいろいろ写り込んでいますがそこはご愛嬌で・・・


年月を重ねるごとに、自己紹介は点と点が線になってダイジェストに。

それでも、いまだにどうしても言葉に詰まる質問があります。

 

「どうしてここで暮らそうと思ったんですか?」

「どうしてこの小屋を改修して事務所にしようと思ったんですか」

 

移住については

「上流で、水や空気が澄んでいる」「実家のある姫路から、ほどよい距離(近すぎず、遠すぎず)等。

オフィス開設については

「姫路のオフィスまで通うのが大変」

「住まいが奥まっていて、外の気配が感じられにくい」

「特に冬場は、母屋でパソコンを触ると指先が冷えて辛い」等。

それらしい理由はもちろん複数あります。

 

けれど突き詰めると、最後の決め手は「二人の直感」としか言いようがない気もします。

どちらに転ぶのか、どこに向かっているのか、自分たち自身も読み切れないまま歩む道のり。

目の前のことを追う日々の中で、客観的な立場からの取材が、足元を見つめ直す機会にもなっています。


今日の一句

 

蜥蜴の子 だるまさんがころんだ

とかげのこ だるまさんがころんだ

季語:蜥蜴(夏)

毎年出会うのが楽しい生き物のひとつ、トカゲ。

こちらが一歩近づくと、細かく10歩ほど逃走してピタっと静止。また一歩近づくと逃走・・・永遠に続くかのような、追いかけっこです。

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