神河に軸足を置きつつ。
人前に出向いて話す機会が増えてきました。
自分の歩みを振り返る機会
今年5月、母校の姫路高校の生徒会企画「Dream Worker」という企画でOBとして講演させていただく機会を得ました。
このときのテーマは
「どんな経緯で、どんなことを考えて今の暮らしに至ったか」。
高校生にとって実感しやすい内容にできればと思い、高校時代のエピソードも織り交ぜてお話しました。
講演の準備を進める中で
「あぁ、あの先生との出会いは大きかったな」
「これはなかなか決断できなかった・・・」
などと30年少々の人生を振り返り今を見つめ直す機会になりました。
また、今の仕事や神河での暮らしについて生徒たちからの質問に答えることで、自分の頭の中が整理されるという面もありました。
少し先の話ですが、2017年の2月、講演のご依頼をいただきました。
こんどは行政関連。
神河町で行われる、兵庫県行政書士会の地域創生型セミナーにkajiyanoオーナーとして登壇します。
「オープン間もないタイミングなのになぜ??」
と思われるかもしれませんが、
実はkajiyanoオープン準備中の11月にいただいたお話。
「神河町で地域創生のイベントをやりたいんやけど、役場の担当者さんと繋いでもらえへんやろか」
と、幼いころよりお世話になっている兵庫県行政書士会の村山会長からご連絡をいただいたのがきっかけでした。
近況を話していると、
「神河でそういう仕事をしてるなら貴士くんも出て話しーな」
ひと・まち・みらい課さんとの打ち合わせを経て、イベントに出させていただくことになりました。
会場は、おなじみオムライスのBECAUSEさん。
プロジェクター&スクリーンなしで15分。
現在と未来を、順序立てて話せるよう準備したいと思います。
※チラシはまだ出来上がっていませんが、告知はしてもOKとの承諾を得ましたので記載します。
『実感!!古民家再生公開セミナー』
日時:2017年2月15日(水)13:30~16:00
参加費:無料(ケーキ試食付)
田舎暮らし×講演業
じつは2月にもう1本、但馬で話す機会を頂いています。
講演の仕事。
以下のような点で、案外、「田舎暮らし」と相乗効果があるのではと思ってきました。
- 地方創生の流れの中で、田舎の暮らしに注目が集まっている。
- インターネットで情報検索できる時代にあっても、「本人の生の話を聞きたい」という一定の需要がある。
- 都市部でのセミナーであれば、自分の代わりに都市部におけるPRをしてもらえる。
(旅費をいただきつつ、妻を連れて旅行に行ける)(短時間集中の仕事でお金が即日もらえることが多い)
後半は若干邪念が含まれていますが、ここで暮らす中で感じることや見えるものを伝えていくことで何らかのヒントを得てもらえるのであれば、自分にとってのやりがいにもなっていきそうです。
日々の暮らしやできごとを消化していきながら、「人に伝えていく」ことに向き合っていけたらと思う年の瀬です。
今日の一句
踏切の 灯のにじみをり 冬霞
ふみきりの ひのにじみをり ふゆがすみ
季語:冬霞(冬)
遠路は特に、運転中は考えごとの時間。
気温が高まれば、冬でも霞が立ちこめる日があります。