初冬や色透けさうな印刷紙

移住5年目。起業4年目。

事務所の仕事も、少しずつ変化しています。


企業の”悩み”と向き合う仕事。

 

ピオレ姫路やヤマダストアーなど、今年はkajiyanoとして”露出”の多い年。

はじめて知り合った方から

「何が本業なんですか」と聞かれることも少なくありません。

農業でないことは間違いないのですが、本気でそう思われている方と出会うこともあります。

 

山口貴士事務所の職種を一言で表現すると「広告代理店」。

もう少し具体的に分解すると

「企業の課題を整理して、解決に向かうサポートをする」仕事です。

ロゴ制作やサイト制作の依頼が入り口、そのヒアリングを経て結果的にコンサルティングのようなポジションになることが多いです。

 

事務所

2拠点。神河のkajiyanoがメイン、姫路がサブです。「営業」以外の企画書制作や制作ディレクション等は場所を問いませんが、オンラインで完結するようなスタイルではありません。

 

クライアント

現在9社

重工業、美容院、工務店、アパレル、農業法人、税理士協会、寺院(真言宗)・・・と業種はバラバラです。

ですので毎回、要勉強。日々のニュースや世間話も、自分自身の興味というよりはクライアントにどう影響するかを意識してアンテナを張っています。

 

営業スタイル

基本はご紹介です。「なんで紹介で成り立つの?」と聞かれますが、こればっかりはよくわかりません。

(例外)唯一の競合コンペ案件

 

「田舎暮らし」との関係性

事前に織り込んでスケジューリングしていますが、ときどき影響があります。例えば、天候にも左右される稲刈り時期はどうしてもまとまった業務時間を確保しにくくなります。

(逆に、いまは村の仕事がひと段落の時期です)

一方で、クライアントに毎年お中元がわりにお届けしている新米を楽しみにしてくださっていたり、農繁期には労っていただいたりと、長谷での暮らしを応援してくださっているのは本当にありがたいことです。

 

ちなみに今年は、ありそうでなかった町内クライアントの案件も進行中。

距離が近いからこそのプレッシャーもありますが、地域で愛される会社の魅力を深堀り、昇華していく作業は大きなやりがいがあります。

年の瀬の納品に向けてあれこれと思案しながら手を動かしています。


今日の一句

初冬や 色透けさうな 印刷紙

はつふゆや いろすけさうな いんさつし

季語:初冬(冬)

空気が冴え渡り、たしかに冬の気配を感じる時節。

プリンターから吐き出される紙が、妙に薄く感じられることがあります。

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