長谷地区の企画実行部隊が誕生。
なにやら面白いことが起こりそうな気配です。
長谷地区の若者、求む!?
打ち合わせで役場を訪問していたある日。
総務課の某氏から呼び止められ、「よかったら参加しませんか?」と案内チラシをいただきました。
内容は、「長谷を盛り上げるための会、若者(若い気持ちを持った人)募集!」。
その場でかるくお話を伺ったところによると・・・
長谷地区の大きな課題のひとつは、村営のふれあいマーケットの赤字が累積していること。(隣接するガソリンスタンドは現在は黒字化)
その課題解決に向けて、地域の若いひとの意見を集めたいとのことでした。
移住して3年目に入り、「こんなこともできたらいいな」とあたためているアイデアもあったので、初回の顔合わせ会議に夫婦で出席することにしました。
これまでの実績と資産を生かしながら
ふれあいマーケットの実質的な運営母体は、『長谷地区の振興を考える会』(前身は平成6年発足、平成19年に組織改革)および『株式会社長谷』(平成19年設立)。
先進地事例の視察や特産物を生かしたフードメニューの開発研究会、料理教室、派遣アドバイザーを交えての全体会議・・・
さまざまな議論と実践が重ねられて今日に至っており、長谷のふれあいマーケットにおける送迎サービスや月1回のふれあい喫茶など、地域住民に向けた取り組みは着実に実を結んでいます。
一方で、過去の議論でも挙げられている「都市部の方にも来て頂けるような店にする」(H23第1回全体会)という課題については依然検討の余地があるのではと感じます。
となると、これまでの地域ぐるみの実践や実績を踏まえたうえで、都市住民に近い目線から都市住民向けの新しい仕掛けを考えて実行できれば面白そうです。
ただフランクな意見交換会ということになると、これまでに議論し尽くされていることの蒸し返しにならないかなと心配もしつつ・・・
そもそも、こういった会に参加する長谷の”若者”って、山口夫婦のほかにどれぐらいいるのだろうとも思いつつ・・・
当日を迎えました。
嬉しい驚き!白熱のアイデア会議
19:30頃。
会場のセンター長谷に到着すると、なにやら様子が変です。
というのも、普段は見かけないワーゲンバスや胴の長いアメ車がずらりと停まっていたからです。
「もしや・・・」
集落支援員の山名さんに笑顔で迎えていただき、会議室のドアを開けると、
消防で顔を合わせている本村地区のT氏
柏尾のバイク屋さんJohnny’s Auto Service 代表の栗原さんとスタッフOさん
という同世代の姿!
なんだかほっとしました。
司会は、集落支援員の山名さんと総務課地域創生担当の藤原さん。
会議のファシリテーターは、ハツダ商店の初田直哉さんです。
先生の手掛けてこられたまちづくり事例紹介のあと、自己紹介を経て各自の感じている課題やアイデアを話し合いました。
最初は探り探りでしたが、雰囲気が打ち解けてくると議論が活性化。
「フリーWi-Fiスポットはマストですよ」
「砥峰高原にツーリングに行くライダーはハイオクガソリンを求めているのでハイオクもあった方が良い」
「バイクメンテナンスの工具をガソリンスタンドに置いておくのはどうか」
「収益アップのため、人出が多い日曜は営業するべき(現在ガソリンスタンドは日曜休み)」
などいろんな意見が飛び出し、あっという間に終了時間を迎えました。
せっかくなら、楽しそうな名前に。
次回日程調整の前に、会の名前がまだ決まっていなかったため僭越ながらわたしから提案。
研究所や実験室を意味する「laboratory(ラボラトリー)」をかけ合わせた下記名称について意見を仰いだところ、「これでいこう!」となりました。
ハセラボ。
いかがでしょうか?
次回は、今回出たアイデアを実行に向けて落とし込んでいく予定です。
この小さなうねりから何が生まれるのか、乞うご期待!
今日の一句
ひこばえや 重ねたる歩の 確かなる
ひこばえや かさねたるほの たしかなる
季語:蘖/ひこばえ(春)
成熟した木々の根元から、生命力を噴き出すように若芽が次々と。
やわらかな春の土を歩けば、たしかな足あとが残ります。
“hase labo”いいですね!
はい、期待してます(^_^)♪
ありがとうございます!
旧大河内エリアの賑わいが増すように、頑張ります^^