人里に便りをはこぶ春の鳥

山に近い暮らし。行き交う鳥。 2018年 芝不器男俳句新人賞の最終選考で中村和弘さんに取り上げていただいた句。 ブログに未掲載だったのでアーカイブしておきます。 「小鳥たちの、小さな自由」なんていうフ...

山渡る影となりたる春の鳶

異文化、異端、異分子。 「異なるもの」の役割を思います。 風を通す。 長谷で9度目の春を迎えようとしています。 右も左も分からず出席した、最初の春の集落総会。 未知の世界に圧倒されたぼくは、当時まだ2...

鶯の子の見つけたる一音目

年齢を重ねるごとに。さらには子を授かったことで。 心移ろいつつ、規律ある自然のサイクルに背中をそっと押される気持ちです。 おつかれさま   前回の記事でも書いたとおり、ここ1年ほどは、自分の...

畔板にテープの目貼り初蛙

青空の下の「百姓仕事」。 今、その価値が高まっているかもしれません。 コロナ禍の今こそ、農業?   例年、4月、5月は地域の繁忙期。 村の総会や溝掃除、イネの苗づくり準備〜配布、田植え、消防団の操法大...

春暁や朱を拭いたる柘植の印

新たなスタート。 地道に、楽しく、仕事を創っていきたいと思います。 心機一転、法人化。   2015年1月に姫路で起業して6期目。 2020年3月4日に株式会社を設立しました。   社名は、「株式会社...

花冷や苔の巌に水沁みて

待ち受けるは未知の世界。 ものごとの本質を、じっくり考える時間になるのかもしれません。 再び、しずかな暮らしへ。   新型コロナウイルスの影響を受けて、運営するコワーキングスペースkajiy...