電光石火のプロの仕事。
5日間の集中工事でkajiyanoの庭が完成しました。
庭づくりはライブ!?
結婚とともに古民家で暮らし始めた山口夫婦。
家を建てたこともなければ、プロに造園の仕事を依頼したこともありません。
今回庭づくりをお願いしたのは、三木市で長年イングリッシュガーデン造営に従事している風雅舎さん。
打ち合わせ段階では、うっとりするようなスケッチを何パターンもご提案いただき、気に入ったものをセレクトしてお願いしました。
「これはあくまでイメージで、実際には、現地で作業してみて見えてくるものがあるので」
「言ってみれば”ライブ”です」
社長の加地さんやスタッフさんからそんな言葉が聞かれ、楽しみに思うとともに
「実際にはこんなに素敵には仕上がらないのかな・・・」
と不安がよぎったのも事実でした。
ところが、ふたを開けてみれば嬉しい悲鳴!
スタッフのどなたも雰囲気が良く、わたしたちとのコミュニケーションを大切にしてくださっているのが色々なところから感じられました。
有機質の土を投入した上で、この地域の気候に合った植物をコーディネートして植栽。
即興の提案をふくめ設計書にない部分にも手を加えていただき、こちらの予想をはるかに上回るレベルでお庭が完成しました。
散策するだけでワクワクするような空間です!
完成写真はコチラからご覧ください!
物語のある庭
私たちがこの敷地に作ろうとしている新しい場所、『kajiyano』。
「何をする場所?」
と聞かれるたびに
「コワーキングスペース」
つまり、いろんな仕事をする人が集うオフィスと答えてきました。
しかし、「ジャパニーズ・コテージガーデン」というコンセプトの庭が完成したことで
「庭を散策するだけでも、きっとほっとするだろうな」
と思えてきます。
もしかしたら、砥峰高原など神河町の観光スポットを目的に訪れた人がふらっと立ち寄ってくださるようになるかもしれません。
そうなると、kajiyanoの施設自体もコーヒー一杯から気軽に立ち寄れる場所にしたほうが良いのでは・・・
心から満足のいく庭が出来上がったことで、未来のビジョンにも少し変化が生まれてきています。
今日の一句
訪ふ人の 無き一日や 落花生
とふひとの なきいちにちや らっかせい
季語:落花生(秋)
毎日いろんな職人さんが出入りするこの時期、工事が休みの日の静けさはひとしお。
茹で上がった落花生をむきつつ、妻といろんな話をしました。