ついに情報解禁。
神河町の各所で取材が行われた、「のん」ちゃんの新著が発売されました。
神河のグッドニュース
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で一躍ブレイクした能年玲奈(現・のん)さん。
神河町の出身であることは周知の(?)事実でしたが、当時の事務所の方針により公表はNG。
プロフィール上は「兵庫県出身」となっていました。
結果的に、”能年玲奈”がもっとも輝いていた時期に、神河町の広報活動において彼女の存在を生かすことができなかったのでした。
しかし、何が幸いするか分かりません。
その後、事務所の移籍騒動の影響で業界をなかば追放された彼女は「のん」と改名して「ブロガー」「アーティスト」として新たな路線を開拓。
ファンの間では賛否両論でしたが、風向きが大きく変わる出来事が起こります。
彼女がヒロインの声優を務めた映画「この世界の片隅に」が空前の大ヒット作となったことです。
ネット上には、「腐らずに努力を続けてきた当然の結果」「実力もあるし、運もある」といった応援の声が目立つようになりました。
(ローカル新聞のほか、ネットニュースを日々チェックしているわたしです)
『あまちゃん』の折には涙を飲んだ神河町が、「今度こそは」と「のん」を観光PRに起用すべく交渉を続けています。
たしか2月中旬ごろ。
「のんが神河に来ている(いた)らしい!」
という情報が入ってきました。
太田出版から発売される書籍内の企画で、故郷ゆかりの場所を訪れていたのです。
例えば、中学時代のバンド活動の恩師。
また、意外なところではホテルモンテローザ。
実は兵庫県が行っている職場体験プログラム「トライやる・ウィーク」において、彼女の受け入れ先がモンテローザだったのです。
当時の従業員さんとも再会でき感動モノだったのだとか。
本日発売の新刊『創作あーちすと NON』では、巻末に彼女の撮影(使い捨てカメラ)による神河町スナップを収録。
3ページにわたりモンテローザ関連のスナップが掲載されているほか、役場や寺前小学校などに訪れた際の写真も収められています。
さっそくkajiyano文庫に仲間入りしていますので、お越しの際はぜひ手に取ってみてください!
↓出版を記念して公開されている特設ページ
http://www.ohtabooks.com/sp/non/
今日の一句
あたたかや 今日饒舌の 郵便夫
あたたかや きょうじょうぜつの ゆうびんふ
季語:あたたか、暖か(春)
本文と直接は関連しませんが、明るい句をひとつ。
いつもは無口な郵便屋さんも、ぽかぽかの陽気に恵まれる日には少しだけ饒舌になります。