若者なりに、地域でできることを。
ふれあいマーケットのイベントにて、ハセラボが出店しました。
長谷にピザ屋が登場?
7月1日(日)は村営ふれあいマーケットの周年祭(9周年)。
若手が中心となり活動しているハセラボもブース出店することになりました。
今回のテーマは「ドラム缶で焼くピザ」。
手作りの窯で焼き上げたピザを屋台で販売。
1カット100円で販売したところ、用意した150枚が昼すぎには完売!
食感や味も好評で、家族へのお土産用にとシート注文する方も少なくありませんでした。
さかのぼると、企画が生まれたのは20代の若手の発案から。
↓作り方の動画は見当たりませんでしたが、雰囲気はこんな感じです。
「面白そうやね!やってみよう」
話が盛り上がり、さっそく試作に入りました。
製作は、溶接や工具の扱いに長けている若手と企画者の2人が中心。
2週間ほどで試作品が完成しました。
お披露目とテストを兼ねて、平日の夜に集まれる人で集合。
レンガの土台に組み立てたピザ釜を設置し、いざ薪を投入!
400℃を目標に加熱し、タイミングを見計らってピザ生地を投入するものの、、、生地はパサパサカリカリ。
お世辞にも美味しいとは言えませんでした。
「火力が下から強く当たりすぎてるんちゃうか?」
そんな仮説のもと、内部の改良へ。
仕切りの上に敷く耐火レンガの厚みを増すなど、調整を重ねて本番の状態に至ったのでした。
今回は、早朝からのイベント準備や撤去作業に若手チームも参加。
雨上がりの猛暑だったこともあり、テントの組み立てや椅子や机の搬出搬入などの作業はとてもハードに感じられました。
月1回のふれあい喫茶のほか、周年祭や収穫祭といったイベントが継続的に実施されてきていることを思うと、頭が下がる思いでした。
長谷の各区長はじめ「長谷地区の振興を考える会」の皆さんのおかげで今があることに感謝しながら、若手なりに、これからもトライアンドエラーを重ねていきたいと思います。
今日の一句
青年の ピザ窯覗く 頰の汗
せいねんの ピザがまのぞく ほおのあせ
季語:汗(夏)
加熱時間のおよその目安はあるものの、薪を投入してからの時間や炎の状態によって焼き加減は変わってきます。
汗を拭いながら、若者たち(わたし含む)がドラム缶の中を真剣なまなざしで見つめていました。