観光名所巡りではなく、地域の暮らしを学ぶというコンセプトで行われた体験ツアー。
2日目は、田舎ならではの食を堪能しました。
「未来こどもがっこう」神河体験ツアー 2日目
(1日目の記事からの続き)
自分たちが暮らす新しいまち(柏の葉キャンパスシティ)と全く異なる地域との交流と、食の原点に触れることが今回の大きなテーマ。
2日目の行程は、銀の馬車道界隈での牛乳屋さんとの交流体験と、キャンプサイト「新田ふるさと村」での鹿肉カレー作り。
上田食品さんにご協力いただき、
「牛乳くださーい」のお使いを。関西ではおなじみ、大山白バラの瓶詰め牛乳とヨーグルトを味わいました。(特にお父さんがたに好評でした!)
その後は、今年日本遺産に認定された銀の馬車道を散策したのち、同エリアで町が改修中の「旧大松邸」でワークショップ。
帯同していた柏の葉のアーティスト指導により、河原の石をペイントして施設のインテリアを作りました。
昼食は、地元食材たっぷりの銀の馬車道弁当。
午後からは、新田ふるさと村に入り、地産の上質な食材でカレー作り。
長谷のハンターさんから譲っていただいた鹿もも肉。
中村の有機農家さんの夏野菜。
杉の有機米農家からは玄米&白米。
ルーは複数種類をブレンド、炒めたニンニクが隠し味。
自他ともに認めるカレーマニアというお父さんが
「今まで食べた中でも最高レベル」
と太鼓判を押すクオリティにおかわりが殺到。
あっという間に鍋がからっぽになりました。
アマゴつかみや渓流釣りも体験し、越知川の自然を満喫した一行。
こどもたちのテンションは最高潮ながら、保護者の表情には疲れも・・・。
2日目の宿泊先、山村留学施設「やまびこ学園」に向かってからは、ややゆったりめの行程に。
休息もはさみながら順番に入浴を済ませ、グラウンドで星空観測や花火を楽しみました。
夜は大人たちの反省会(?)。
スタッフと保護者が一座して、ツアーに参加した動機や感想をシェアしながら親交を深めました。
残すところ1日。いよいよ旅のフィナーレを迎えます。(つづく)
今日の一句
渓谷の 人囲みたる 鹿の肉
けいこくの ひとかこみたる しかのにく
季語:鹿(秋)
「お母さん、これ、鹿なの〜?食べるの〜?」
「もうちょっと焼いた方が良いのかな?」
大人も子どもも、網の上の鹿肉に興味津々でした。