紫陽花に蛙居座る雨上り

太陽が情熱的に照りつける日々の合間。

頭と心を落ち着かせるように、雨が降ります。


天の恵み。

 

久しぶりに、驚くような大雨が降りました。

どちらかというと、カラッとサッパリした気候や風土が肌に合う感があるのですが(いわゆるラテン気質?)、雨には雨の良さがあるのだなぁと、今は実感します。

 

イモの植え付け後。

湛水したい田んぼの水位が下がってきた時。

さすがに泥まみれになった軽トラを洗おうかと思った時。

 

カエルの鳴き声とともに、しとしとザーザーと雨が降ってくるあの時の気持ちはまさしく・・・

「ありがとう!」

この快感は、田舎暮らしの醍醐味の一つかもしれません。


心を亡くすのは誰?

 

職種によって「繁忙期」があります。

代理店というのは本来的に受け身な存在なので、仕事のスケジュールや波もクライアントの状況に連動するところがあります。

ですので、自分自身がこの月は特別忙しい・・・という法則はあまり無いのですが、昨年あたりから事情がやや変わってきました。

補助金が絡む案件が増え、応募期間に相談やサポートが集中するためです。

 

なぜこの業態で補助金が関係してくるかというと・・・

以下のようなテーマ・目的ごとに用意された補助金の中で、HPや広告物制作・アドバイザリー業務等が補助対象事業として含まれているからです。

  1. 地方の中小企業を応援する(商工会:小規模事業者持続化補助金等)
  2. 事業承継を推進する(国や県:事業承継補助金等)
  3. インバウンド対応を応援する(県:インバウンド受入体制整備促進事業)

 

「こんなことできます?」

「こんなこと頼めます?」

クライアントからそう聞かれて、NOと言わないのが広告代理店。

さすがにクライアントに迷惑を掛けそうだと判断した場合は丁重にお断りします。

広告業務においては何を実施するにせよ綿密なヒアリングが欠かせないため、申請を考えておられる時点でお話を聞かせていただけることはその後の助けにもなります。

 

↓昨年携わらせていただいた地元長谷地区の工務店・タナカ建築さんの案件も商工会系の上記補助金を一部活用していただきました。

[WORKS]有限会社タナカ建築様|地域に根差すファミリー企業のブランド刷新

 

さて、6月。

管轄地域によって若干異なるのですが、持続化補助金の応募がまさにピークを迎える時期。(事務局変更の余波で、今年は応募期間が若干短めです)

クライアントの定例会議やレギュラー案件の合間に、各事業者さんからメールやLINE、電話。

既存案件と新規案件が、混じり合うことはなく、頭の中でコーヒーの渦状態。

朝から晩までランナーズハイのような軽い興奮状態です。

だからこそ、余熱をとるような6月はじめの雨が心地よく感じるのかもしれません。

 


最後に、自戒を込めて、雨の似合わないテニスプレイヤー、”赤土の王者”ナダルの言葉を。

 

”何か問題を抱えていたり、痛みがあったりして悪いプレーをした時、文句は言えない。正しい姿勢と正しい顔をする。練習を続けたいという情熱を持って日々コートへ向かう。それがテニス人生を通してやってきたこと。だから、いつも復帰してコートに立てるチャンスを得られる。こうして大切な瞬間がある。今が進み続ける時。 ラファエル・ナダル(不振に始まった2019クレーシーズンでようやくタイトルを獲得したローママスターズ優勝時のコメント)

 

ここ最近、ブログの更新が遅れていることを、土下座はせずお詫び申し上げます。


今日の一句

紫陽花に蛙居座る雨上り

あじさいに かわずいすわる あめあがり

季語:紫陽花(夏)

梅雨入り間近のこのシーズン。

紫陽花の葉の上は、蛙たちのお気に入りスポットです。

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