犬見川沿いに蛍が飛びはじめました。
長谷に暮らしていると、この季節ならではの出会いがあります。
”農家”と”消費者”の偶然の出会い
知る人ぞ知るホタル鑑賞スポット・長谷。
毎年6月初旬から下旬にかけて、気候条件が合えば犬見川沿いはまさに蛍の乱舞。
毎年ここに来られる写真愛好家の方もおられます。
この日、ホタルを見に来られたのは姫路でALT(日本語教師)をされている外国人の御一行。
ひときわ陽気な女性が、並べていたkajiyanoの玄米に反応しました。
「これを作っているのは、あなた達だったの!?」(意訳)
なんと、ヤマダストアー新辻井店で販売中のお米のヘビーリピーターさんだったのです。
「美味しくて健康的な玄米」を育てている農家との出会い
その米が育つ恵まれた環境
実際に自分の目で見ることができてとても嬉しい(意訳)と大はしゃぎ。
蛍見むけの、ほどよく湿気のある日。
お目あての蛍散策も、一行みな「OH!!!」
どんより曇った空模様で星は少ないように感じましたが「OH!!!星がたくさん見える!」
「姫路はほとんど見えないから・・・」と言われて姫路出身者としてちょっと複雑でしたが。
水も空気も、蛍も、もっといえばお米も、自然が生み出すもの。
何も「自前」のものはありません。
それでも、「ステキな場所で暮らしているわねぇ!」と言われるとやっぱり嬉しいのです。
今日の一句
掌の上の蛍微かに熱を帯び
てのうえのほたるかすかにねつをおび
季語:蛍(夏)
両手にふわりと収まった一匹の蛍。
明滅は熱を帯びているように感じました。