夫婦初めてのクリスマス。
どんなテンションで迎えたら良いのか戸惑いつつ、近場にふらりと出かけてみました。
ビートルズに浸るクリスマス
神戸新聞の記事で偶然知ったのですが、12月20日~24日まで、「但馬ビートルズファンクラブ」会長の稲葉康介さんのコレクション約1,000点が但馬で公開されていました。
「なぜ、年の瀬のこの時期?」
「最終日、クリスマスイブでは・・・?」
といくつも疑問符が浮かびながらも気になってしょうがなかったこの展示。
スケジュールの都合上、結局クリスマスイブにあたる最終日におじゃますることになりました。
但馬は「個性派」密集地域!?
昨年のポール来日に触発されて、この展示に踏み切ったという稲葉さん。
私も京セラドームのライブでポールとの初対面を果たし狂喜乱舞した人間なので、お会いしてまもなくビートルトークに花が咲きました。
ジョン・レノンが「ベッドイン」プロジェクトで発表した生々しいイラストをはじめ貴重なコレクションを見せていただきながら、バンド解散間際のあれこれなどを話し込んでいると、あっという間に外が真っ暗に。
初対面にも関わらずCDをいくつか拝借させて頂き、早々にまた再会させて頂くことを約束しました。
先日、播但線出発振興会の忘年会で
「但馬は独自の文化圏で、強烈な個性を持った人が多い」
と複数の方から伺いましたが、その一端を垣間見た気がした濃密な時間でした。
初体験!”ミヤナリエ”
但馬からの帰り道。
少しはクリスマスらしい雰囲気を漂わせてみようかと妻とチキンを買い、これまた以前から気になっていた「ルミナリエ」ならぬ”ミヤナリエ”へ。
”ミヤナリエ”とは、神河町宮野地区の複数の民家で行われているイルミネーションで、大河内発電所擁する神河町が「”電源の町”から明かりを」というコンセプトではじめた「冬の蛍」というプロジェクトの一環でもあります。
(姫路のヒメナリエも毎年恒例ですね。)
お孫さんを喜ばせるためにご夫婦が手作りで電飾づくりを始めたという立岩家を中心に、町議会議員の上野ひでかず氏宅など、近隣の数軒が煌びやかなイルミネーションで訪れる人の目を楽しませています。
宮野地区は、うさぎの形をした神河町の左耳の付け根あたり。
姫路方面からは、県道8号線を南小田方面へ向かう途中の右手に見えてきます。
毎年12月はじめ~1月初旬ごろまで開催しているそうです。
今日の一句
クリスマス民家彩る灯のあまた
クリスマスみんかいろどるひのあまた
季語:クリスマス(冬)
わたしたちが訪れたのは20時ごろでしたが、駐車スペースに次から次へと車が入ってきて驚きました。
顔ぶれは、20代と思しき女の子グループから、お孫さん連れのおばあちゃんまでさまざま。
クリスマスイブのひととき、小さなまちに賑やかな夜景が広がっていました。
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