見習いから、ステップアップ?
消防団活動における責任が少し増すことになりそうです。
班長デビュー
わたしが消防団に入ったのは2015年の12月。
年度の途中だったので、本格的な活動開始は2016年の4月から。
操法大会や月例点検、年末警戒など参加できる範囲でなるべく参加するようにしてきました。
エピソード盛りだくさん(ブログではすべてを書くことができません)の年末警戒を経て、年明け最初の月例ミーティング。
時期的に、話題は次年度の役員人事や班体制のことに。
分団上層部の人選については、水面下での話し合いが都度行われており、この時にはおよそ方向性は決まっています。
一方、ブロックレベル(長谷分団・長谷部)で協議されるのは、ブロック長にあたる副分団長や会計、そして旧部長にあたる庶務班長以下4つの班の班長の人選です。
長谷部の場合は、40代前半が消防版”団塊の世代”ともいうべきボリュームゾーンになっています。
その次は30代半ば。
年齢的には、わたしも中堅予備軍といえます。
同世代のメンバーが何人かいるので、いずれその補佐的な役割を担っていくことにはなるだろうと覚悟していたのですが、1月のミーティングで衝撃の案が出ました。
「山口君、来年班長どうや?」
「え・・・え?あの、ポンプ車のこととか水利とか分からないことだらけですし、何より僕は地縁が無いですし・・・」
と思いつく限りの理由を並べて遠慮したのですが
「そんなん、ぼくらは気にせーへん。班長の仕事いうてもそんなに大変なことないから」
と優しいようなゴリ押しのようなやりとりの末、次年度、水利班長という役職務めることになりました。
名前のとおり水利の管轄で、日ごろの班員への連絡のほか、年数回の役員会議出席もあるそうです。
「果たして、そつなく務まるのか・・・」
不安に包まれる中、たたみかけるように来年度の操法大会に選手として出場することも内定。
4月の終わりから5月半ばまで、連日の夜間練習~打ち上げで生活のバランスが完全に崩壊した想い出が走馬灯のように・・・
自営業者の特権(?)で、極力午前中に仕事を入れないという対策を講じましたが、今年はkajiyanoがあります。
なかなか油断ならぬ、長谷の暮らしです。
今日の一句
背中丸めし影の十ほど 虎落笛
せなかまるめし かげのとおほど もがりぶえ
季語:虎落笛(冬)
虎落笛(もがりぶえ)とは、寒空を風がひゅうひゅうとと音を立てて渡ること。
(「虎落」 とは、竹を立て並べて作った物干し。それが風に吹かれて、笛の ように音を立てることに由来しています)
ぴっしりと閉め切った詰所で膝をつきあわせる男たちのイメージです。