新妻や障子張りたる指の先

 神河町のアートが勢ぞろい!「第9回ふるさと文化祭」

10/31~11/2にかけて神崎公民館にて「第9回ふるさと文化祭」が開催されました。地域で活動している文化グループによる合同展示が中心となる催しで、私は今年初体験。表題の句を「夢句会」ブースに飾っていただきました。

会場の神崎公民館
会場の神崎公民館
右から2番目。文字とイラストはby妻です。
右から2番目。文字とイラストはby妻です。

公民館の一室かと勝手に思っていたら、なんとメイン会場は体育館。全面貸切で作品が展示されていました。陶芸、書道、生け花、茶道、押し花アートに折り紙アートなど、ジャンルも多種多様です。

人口現象にともない作品も年々減ってきているとも聞きましたが、初めて参加した身としては「神河町にはこんなにもたくさんのアーティストがいらっしゃるのか!」と驚きでいっぱいでした。農作業から作品作りまで、田舎で暮らす先輩方は、おそろしく活動的です。

複数のサークルを掛け持ちしている方も少なくありません。
複数のサークルを掛け持ちしている方も少なくありません。

今日の一句

新妻や 障子張りたる 指の先

新妻や 障子張りたる 指の先

季語:障子(冬)

でました。「新妻」シリーズ

私たちが暮らす旧芦田邸がリフォームされて約10年。その間に、母屋の生活部分において水周りをはじめ障子が傷んできていたため、自分たちで貼り直してみました(さすがに、お客様をお通しする「離れ」は手を出せませんが)。精密さを追究するとキリがありませんが、実際にやってみると、案外工程はシンプルです。

のり付けした桟に、おそるおそる障子を貼り進めていく妻の指先を見ながら、「あぁ、二人で生活しとるなぁ」と何だかしみじみと思うのでした。

 P.S.

ちなみに、結婚記念日は年明けの1/8。「一か八か」の日です。名は体をあらわすと言いますが、結婚記念日はその後の夫婦生活をあらわすのかもしれません。

残すところあとわずか、「新妻」シリーズの今後に乞うご期待!?

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