高校・大学の受験シーズン。
受験生たちとは違う立場で、わたしもそわそわしています。
充実と躍進の姫路高校2018
一昨年から始まった母校・姫路高等学校(市姫)の仕事。
プロジェクト概要はこちらから(事務所サイトに遷移します)
生徒会企画「DREAM WORKER」での講演がきっかけとなり、中学生親子や塾説明会等で配布される学校案内パンフレット制作を3年間担当させていただくことに。
今月から2018年版の制作がスタートしました。
約1年ぶりに校長先生・教頭先生はじめ担当の皆様と再会。
「その後、どうですか?」
「パンフレットが各方面から好評でね。誰が作ったのかと名前を聞かれることもありますよ」
「おかげさまで、昨年の進学希望調査では学区トップでした」
進学希望とは、県教育委員会が中3生を対象に実施する志望校調査。公立学校の客観的な評価基準のひとつです。
今年の大学進学実績も良い見通しのようで、終始明るいムードの打ち合わせとなりました。
播磨地域の公立高校においては、西高・東高が(ダントツ)ツートップ、市姫がナンバー3というのが長年の図式。
しかし、少子化も進行する中、近年は某高校の追い上げも顕著に。
学区改変で選択肢が広がることもあり公立でも「選ばれる高校」への努力が求められるようになってきています。
「市姫の強み、魅力は何か」
ヒアリングを重ねながら学校の歴史や近年の取り組みを整理していく中で、見えてきた輪郭。
それを形にしたのが昨年のパンフレットでした。
一年一年、状況は変化していきます。
来年度からはフラッグシップである探究科学コースの内容がバージョンアップするほか、昨年は台湾の進学校との姉妹校提携も決定。
デザインコンセプトは生かしつつ、最新の情報を盛り込み2018年版もベストを尽くしたいと思います。
さて、あさって10日(土)には探究科学コース1・2年生による「平成29年度 探究活動発表会」が行われます。
生徒たちの独自研究発表のほか県立大の内平先生の講演もあります。
一般開放、入場は無料。
お近くにお住まいの方はぜひ足をお運びいただき、今の市姫のエネルギーを感じ取ってください。
今日の一句
水仙や 師に伝えたき事のあり
すいせんや しにつたえたきことのあり
季語:水仙(春)
巣立ってみて、社会に出てみて、分かること。
直接の恩返しはできずとも、自分なりに誰かの役に立っていけたらと思います。