ホタル舞う季節。
犬見川沿いの遊歩道が人々を引き寄せます。
知る人ぞ知る?犬見川のホタル
昨年に引き続き、ホタルシーズンのみkajiyanoは期間限定の夜間営業。
今年は2日間のみオープン、の予定でした。
ところが、kajiyano公式サイトやSNSのほか観光協会HPでも告知をしてから気づいたのでした。
なんと、日時を間違えるという痛恨のミス。
誤:16日(金)→ 正:15日(金)
大急ぎでチラシを修正し、観光協会にもお詫びと訂正の連絡。
「二人とも気づかないなんて・・・」
もろもろの対応を終え、がっくり肩を落とす山口夫婦でした。
初日となる15日。
事前に連絡をくれていた長谷の友達夫婦や福崎、香呂の知人グループをはじめ、観光で来られたシニアご夫婦など初見のお客様も。
「ホタルを見に来たんやけど、まだ空が明るくて。どこか近くでお茶でもできるところはないかと思って探してたら見つけたんよ」
さほど有名な観光スポットではないと思うのですが、通い慣れている人もいるようです。
翌16日(土)は通常営業。
18時。
看板を下ろそうとした頃に、1組のカップルがいらっしゃいました。
「今日イベントをされてるってネットで見たんですけど」
「え!?今日ではなくて昨日でして・・・」
スマホの画面を見せてもらうと、確かに「16日」の文字。
ウェブ上に古い情報が残っていたのでした。
「・・・やります!」
急遽、営業することにしました。
すると、続いて20代と思しき女性2人組も登場。
「Googleマップで、行ったことのない場所を見ていて興味を持ったんです」
そうこうしていると、プライベートで招待していた両親&友達ご一行も到着。
同席の若い女の子たちといっしょに、まるで団体ツアーのようにホタル散策をする流れとなりました。
この週末は特にホタルの数が多く、感動を通り越して「びっくりした」という声が聞かれました。
ちなみにホタルの撮影は至難です。今のところスマホで写真を撮ろうとトライした方全員が断念しています。
「同じ時期に行ってきた鳥取県の某所より長谷のほうが断然多い」
「兵庫県内の某所は、ホタルが多いことは多いんやけど道が狭くて車が停めにくいんや。ここはゆったりしてて良いわ」
どうやら、ここ犬見川はマニアも唸る穴場スポットのようです。
民家に近い場所もあるので、お話し声など何卒ご配慮ください。
わたしたちにとって、長谷に居るからこそ出会いが広がるシーズンです。
今日の一句
瓶詰のジンジャエールは夏の味
びんづめのジンジャエールは なつのあじ
季語:夏(夏)
独特の流線形にかたどられたグリーンの瓶。
「ウィルキンソンのジンジャエール」に、どこか夏を感じます。