多くの移住者を、やわらかく受け入れる”限界集落”大川原。
「当たり前」ではないことを、忘れないようにしなければと思います。
先駆的ビレッジ 大川原集落
何を隠そう、日付をさかのぼって書いております。
(「遅れても落とさない」が一応のポリシーです)
コロナウイルスの影響が日増しに大きくなっていく中、仕事もプライベートも動きがあって、暇なような、忙しいような、なんとも言えない3月でした。
まだまだ予断を許さない状況ですが少しだけ落ち着いたので、振り返りながら綴っていこうと思います。
3月下旬には、毎年恒例の「クラインガルテン・カクレ畑」の管理に携わる関係者会議が開催されました。
役場の担当職員、管理会社、村の管理人はじめ協議委員、女性部も参加。
地域の消防団員枠あり、数年前からわたしが出席しています。
時期的、地域的に温度感が読みづらいところがあったのですが、役場職員含め全員がマスク着用。
世界、全国すみずみまで、新型コロナウイルスの影響が波及していることを実感した瞬間でもありました。
「外からの人を受け入れないと、大切な故郷の過疎が進みますよ。いいんですか?」
その時期にAmazonプライムでちょうど観ていた、限界集落が舞台のドラマ「ナポレオンの村」。
唐沢寿明演じるスーパー公務員は、村人にそう問いかけます。
村人の発案でログハウス村、カクレ畑が生まれたのは10年以上も前。
その先見性と許容力に改めて驚きます。
長いのか短いのか、ここに移り住んで7年目。
機械作業も百姓も経験値が乏しくいまだに足を引っ張ってばかりですが、一応の頭数に入れてもらっていることは本当に「有り難い」ことだと再認識します。
今日の一句
軒下に並ぶ農具や春の星
のきしたにならぶのうぐや はるのほし
季語:春の星(春)
利用者の中には、村人顔負けで本格的に農業に取り組む人も。
いつ行っても、ログハウスの軒下は農機具だらけです。