白銀の里に身を寄せ実万両

家に居ても、人と会っても、「年が明ける」ことを意識する時期になってきました。 一年の終わり   関西では、新暦12月13日が「事始(ことはじめ)」。お正月の準備を始める日とされています。 こ...

銀山の息吹残りし馬車の道

かつて幕府の天領として栄えた『生野銀山』。 そして、生野銀山と現在の姫路港を結んだ、日本初の”産業高速道路”『銀の馬車道』。 時代の香りを今に伝える旧街道沿いで、12/6~12/14にかけて「第2回 ...

深々と光纏いて冬の苔

「冬籠り」という美しい言葉がありますが、私たちの移住一年目の冬は、せわしなく家の手入れに追われる日々です。 冬は「支度」のシーズン 草木の手入れや剪定には適期があると言われています。 夏ごろから、石垣...

初雪のおとずれを聴く床の中

初雪! 2日の早朝、長谷では今年はじめての雪が降りました。6日には積雪。 12月生まれながら夏が大好きで冬の寒さが苦手な私は、「いよいよ来たか・・・」と、にわか劇画調に。 実家の姫路では、記事を書いて...

着ぶくれの幼子の眼の杵を追い

春は、あけぼの。 そして現代版・冬の風物詩はイルミネーションです。   冬のホタル わが神河町の役場を擁する寺前地区。その名も「寺前駅前銀座商店街」では、毎年この季節、一帯がきらびやかな電飾...

ポケットの指に揉まれし葉屑かな

冬は、寒い。 「古民家の冬」というテーマでよく挙げられるのが、『徒然草』の「家の作りやうは、夏をむねとすべし」という一節。 その続きは、「冬は、いかなる所にも住まる(どんな所でも住める)」。 「そぉ~...