春は、あけぼの。
そして現代版・冬の風物詩はイルミネーションです。
冬のホタル
わが神河町の役場を擁する寺前地区。その名も「寺前駅前銀座商店街」では、毎年この季節、一帯がきらびやかな電飾に染まります。
夏には美しい蛍が鑑賞できることで知られる神河町ですが、それもあってか、このプロジェクト名は「冬のホタル」。
“発電所のある電源の町から明りを”というコンセプトで、ボランティアの皆さんのご尽力により開催されており、 今年は2015年1月11日まで設置予定です。
盛り上げ部隊も強力!
当日は少し遅れての参加となってしまい、ペットボトルツリーの点灯式や、私も所属する「播但線沿線活性化協議会」も踊るNOAHさんの播但線ソングLiveには間に合わなかったものの、この日はまだまだ役者が揃っていました。
まずは、神戸大学のチンドン屋サークル『モダン・ドンチキ』の昭和テイストあふれる演奏。
そして、神河町の秋祭りではおなじみの、女装した花嫁屋台「とんぼ道中」の冬バージョン!
両者とも、オフィシャルマスコット『カーミン』の存在もかすむ強烈なインパクトを放ち、衆目を集めていました。
今日の一句
着ぶくれの 幼子の眼の 杵を追い
きぶくれの おさなごのめの きねをおい
季語:着ぶくれ(冬)
当日はなんと、商店会様のはからいで豚汁、お餅、綿菓子が無料振る舞い。「気前良すぎやん!」と、妻も歓喜しながら行列に連なりました。
餅のつき手は、貫禄がにじみ出る地元のおやっさん。
迫力ある搗きっぷりに大人も歓声をあげる中、カラフルに重ね着した3~4歳くらいの男の子が二人並んで目を上下。可愛くて、思わずクスリと笑ってしまう光景でした。
眼に焼き付けたその姿を、来年もまた目にできることを祈って。