春雨をただ受くるなり石蛙

知らぬ間に花を咲かせている野草、ぬるむ風。 ようやく春の兆しが見えてきたように思います。 わたしたちが暮らす大川原集落では、来年度からの1期2年間にわたる役職を決める「選挙」が執り行われました。 2年...

徐につかむポストの余寒かな

隣保の来年度役員改選が行われました。 ”限界集落”の未来やいかに。 村のさまざまな「役」 わたしたちが暮らすのは、神河町長谷の大川原という集落。2つの隣保に分かれています。 うち第1隣保は、現在山口家...

刻を打つ如月の水ひと雫

暦の上では春を迎えましたが、長谷では肌寒い日が続いています。 うっすら降りつもる雪が、やわらかく溶ける「2月」。 俳句結社「姫路 青門」一座へ 私が俳句の教えを乞うているのは、俳句結社「姫路青門」の近...

縄文の空平成の空枯野人

近くにありながら訪れたことのなかった『福本遺跡』。 雪もちらつく曇天の中でしたが、ふらりと立ち寄ってみました。 遺跡までは徒歩で。 市川方面から312号線を北上していくと、左手にナフコ神崎店の大きな看...

福引の夫婦で分ける券二枚

新年の恒例行事、「福引」。 かつてはお餅をひっぱり合って、ちぎれた餅の大小により吉凶を占ったそうです。 2集落共催の大イベント はじめて参加する「大日さん(大日堂)」の福引。 規模や商品の内容は分から...

笹の葉に耳そばだてよ氷雨降る

忙しくなればなるほど、気持ちを落ち着けて、耳を研ぎ澄ますような時間が欲しくなります。 時には、どこかに書き留めておきたかった音楽の「原点回帰」録を。 “早すぎた”天才 谷口崇さ...