足裏に残る刈田の堅さかな


農薬と化学肥料を使用しないで作った今年のお米。

厳しい現実も突き付けられました。


分かってはいたけれど・・・。

昨年の収穫量は、1反(10a)あたり玄米で360kg。

村の会話においては、お米の出来高の単位は「俵」です。

60kgが1俵。

ですので、昨年は「6俵穫れた」ということになります。

全体的に、昨対比で収穫量がアップしている中

多い人になると「7俵」「8俵」という声も聞かれます。

それに比べれば少ないものの、今思えば、はじめてにしては上々すぎる出来でした。


そして、迎えた今年の収穫。

結果はなんと、、、

3.25俵/反。

有機栽培に変えることで収穫量の減少は覚悟していましたが、見込みは6掛け~7掛けライン。

大きくアテが外れ、小売りの単位や販売方法についても見直さざるを得なくなりました。


次年度への反省

今年同じく有機農法にトライした先輩がたも同様の結果。

一同かなりのショックを受けたのは事実ですが、肝心なのはお米の味。

先に食べた先輩から

「食べたらびっくりするで」

と聞いていましたが、じっさい食べてみると、香り、味わいの深さともに申し分なし!

あとは、どうすればこのクオリティの米の生産量を上げることができるか。

除草のタイミングや水位の保ち方など、反省点はもりだくさん。

その分だけ、改善できる可能性も高いということかもしれません。

次年度に向けて、また前向きに頑張ろうと思います。


今日の一句

足裏に 残る刈田の 堅さかな

あしうらに のこるかりたの かたさかな

季語:刈田(秋)

刈リ取ったあとの田んぼには、しっかりと根を張った稲の株が並びます。

家に戻ってからも、株の感触が足裏に残っていました。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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