田舎で一年暮らしてみると、色々と欲しい「道具」が出てきます。
これから本格化する外作業にむけて、作業用品店やホームセンターにて少しずつ調達。
ついつい予定外の買い物も・・・
良い仕事は、良い道具から?
「弘法筆を選ばず」といいますが、村の行事などでたびたび「道具の力」を痛感します。
秋に電柵の作業をした際にはポーチ型道具袋の便利さ、1月に竹筒の灯篭をつくった際には竹専用ノコギリの切れ味を知りました。
そんな訳で、2年目は自分も少しずつ良い道具を揃えていきたいと思っています。
先月購入して気に入っているのが、ガーデンデザイナーのポール・スミザーさんオススメの、アルスコーポレーション製・折り畳み剪定ノコギリ。
コンパクトですが、よく切れます。しかも見た目がカッコいい!
替え刃式なので永く使えそうです。
ハイコストパフォーマンス!作業用品店
そして田舎暮らしに欠かせないのが、機能性の高い作業服です。
ホームセンターでも作業用品コーナーが設けられていることはありますが、やはり専門店は違います。
服だけでなく、とび職人や電気技師の目線で、使いやすく頑丈な道具がずらりと勢ぞろい。しかも、特に作業服系は、しっかりした作りなのに思ったよりリーズナブルなのが嬉しいポイントです。
今回の買い物巡りでファンになったのが、今宿にある”職人の店”『ダルマヤ』さん。
それほど大きな店舗ではありませんが、作業服のセレクトショップという感じで、置いてある商品がとても魅力的でした。(写真を撮り忘れましたが、日常履きと兼用できそうなワークジーンズが2,000円前後など!)
店主は、恰幅の良い親父さん。
「また寒くなりましたね~」と少し自己紹介の挨拶をしたら、「神河からもお客さん来よるで!ちょうど商品入れ替えの時期やから、冬モン安したるわ!」と、冬物のファー付きジャンパーを案内してくださいました。
「このタイプは、田舎のおっさんが好むんや」(私:「たしかによく見かける」)
「これ見比べてみ?裏地が全然ちゃうやろ!」(「ほんとだ!あんまり値段変わらないのに」)
「手首まで覆えるように、170㎝以上の人にはL寸薦めとんや!」(「なるほど。でもさすがにブカブカだからMでも良いかも?」)
と、ほとんど心の声をはさむタイミングもなく、ラスト一枚という「L寸」の青いジャンパーを購入しました。
ところがしっかりオチがあり、あれだけ力説していたのに、帰って確認したら「M寸」でした。
結果オーライ。
また行きたくなるお店です。
今日の一句
村人の つどい散じて 春の雨
むらびとの つどいさんじて はるのあめ
季語:春の雨(春)
やわらかく降る春の雨。
集会の日には、犬見川沿いの集会所へぱらぱらと人が吸い込まれ、また散っていきます。
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