里ことば飛び交う茶屋の初音かな


「兵庫」は広し。

未知の世界に想いを馳せます。


近くて遠い”兵庫県民”同士の交流

 

最近、こんな話題を目にしました。少し長くなりますが引用します。

 

ヒョーゴスラビアが現実に?「兵庫五国連邦」が誕生|神戸新聞NEXT

 

“兵庫県はこのほど、県名を「兵庫五国連邦」に改称すると発表した。一つのイメージにまとまりきれない「兵庫県」としてのPRを断念し、但馬、丹波、神戸・阪神(摂津)、播磨、淡路の旧五国から成る連邦国とする-。といってもウェブ上のみの話。特設サイトを用意し、五国の「あるあるエピソード」を募集。多彩な魅力がある県として国内外に発信する。

瀬戸内海と日本海に面し、海と山、都市部と過疎地を抱える兵庫県は日本の縮図ともいわれる。一方で、その多様性から県のイメージがまとまりづらく、インターネット上では、多民族国家の旧ユーゴスラビアになぞらえて「ヒョーゴスラビア連邦」と呼ばれることもある。”

 

キャンペーンのコピーは「ひょうご、ふぞろいだから『愛』がある。」

 

妙に納得するものがあります。


兵庫県民は、出身地を聞かれてもまず「兵庫出身」とは答えません。

 

「神戸出身」

「丹波篠山出身」

「豊岡出身」・・・

 

かくいうわたしも

 

「姫路出身です」。

 

「五国」兵庫の名の通り地域ごとの個性が強すぎて、「兵庫」という括りを日常的に実感することは少ないのが現実ではないでしょうか。


一方で、交通や通信の発達も相まって、物理的・心理的に距離感が縮まっているように感じる面も。

 

「五国」とは異なる分類になりますが、わたしが暮らす神河町は「中播磨」の北端。

中播磨は比較的新しい概念だそうです。姫路と神崎郡3町を指します。

 

真上の朝来(あさご)市は「但馬」。

左隣の宍粟(しそう)市は「西播磨」。

右隣の多可(たか)町は「東播磨」。

 

いずれも、体感的には車で30分〜1時間くらいの”生活圏内”。

ただし行政区が異なることもあって、情報あるいは人的ネットワークのベールがあるように感じられることもあります。

 

kajiyanoという場所を営んでいて面白いなと思うのは、そういった意味での「小さな越境」が日常的に起こっていること。

訪れてくださる動機が人それぞれなら、地域もバラバラ。

場を持つことで以前よりも「身軽さ」は減じたものの、人との出会いは確実に広がっています。

 

ここにいながらにして、県内いろんな地域の「風」を感じられるのが運営の醍醐味のひとつなのかもしれないな、と走りながら考える日々です。

 

↓1/27神戸新聞朝刊記事。取材時、「情報交換ノート」に貼られた名刺の数と地域の多様さに記者さんが驚かれていたのが印象的で、上記のようなことを意識するきっかけにもなりました。


今日の一句

里ことば飛び交う茶屋の初音かな

さとことば とびかうちゃやの はつねかな

季語:初音(春)

今年のウグイスの初鳴きは、去る日曜。(「あ!今鳴きはじめたな」と、妻と目で合図)

市川町、夢前からそれぞれkajiyanoにやってきた若い夫婦の会話に花が咲いていました。


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