秋麗や夫婦の夢のまたひとつ

同世代、さらに境遇の近い仲間の活躍は励みになります。

以前、田舎暮らしにおけるプライバシーの記事でも少しだけ紹介しましたが、岡山・美作で活躍中の山本夫婦による期間限定ショップ&カフェ『サンソングランチ』が古民家リノベーション施設『難波邸』内に本日OPENし、お祝いに駆けつけました。

2015年3月まで営業予定

ご主人の敦史君はオリジナルジュエリーブランド『Antamina』および『Slow wedding』のプロデュース、奥方・侑香さんは手仕事復興プロジェクト『民芸新時代』をはじめ農家民宿『UJI-TEI』の運営など、ちょっと書くのが大変なくらい多方面に事業展開しています(笑)

 山本夫妻のインタビューはコチラ。
 ※移住者8人のうち最後に登場しています。

ショップブース

 

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『Antamina』や『民芸新時代』の作品も展示

二人が暮らす「梶並」地区は、岡山県の北端に位置する、長谷よりも更に「田舎」な集落です。

駅やコンビニはもちろん近くにありませんが、地域おこし協力隊が中心となって小コストで”田舎暮らし”を体験できる『山村シェアハウス』を運営している他、草刈りや枝打ちなど集落内での雇用保障の仕組みも用意されています。
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侑香さんが岡山出身という縁はあったものの、そんな梶並に二人は古民家を借り、今日まで一からオリジナルの暮らしを作り上げてきています。

すべてを手作りにこだわった二人の作品はとてもあたたかく、「世界に一つだけ」のものです。大切な記念日や節目に、こんな作り手の心がこもった作品を贈られたらどれだけ嬉しいことでしょう。


今日の一句

秋麗や 夫婦の夢の またひとつ

しゅうれいや ふうふのゆめの またひとつ

季語:秋麗(秋)

季語「秋麗」は、「秋うらら」とひらいて詠むこともあります。春のうららかさを思わせるような、陽ざしのまぶしい秋の日。

夫婦ふたりで古民家に飛び込み、それぞれの個性を仕事にしていきながら、今度は二人三脚のカフェ事業。息の合った立ち居振る舞いと笑顔が今日はいっそう眩しく見えました。

そんな二人に、妻による野の花アレンジメントと共に添えた一句です。

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私たちも、長谷、ひいては神河町に何か光をもたらせるような存在になれたらと思います。

一人ひとりの夢、二人の夢を念じつつ。

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