陶工の貌ほぐれたる夜半の秋


9月に開始したクラウドファンディングの実施期間が終了。

いろいろな方からの応援に感謝しつつ、お返しの準備を進めています。


初挑戦のクラウドファンディング。

リゾートオフィス&コワーキングスペース『kajiyano』立ち上げに伴う改修工事もいよいよ大詰め。

コワーキングスペースといえば都会的なイメージがありますが、今回のプロジェクトでは”田舎版コワーキングスペース”とでもいうべき場所を作ろうとしています。

高原の自然をたっぷり味わいながら過ごせるよう、重視したのが庭部分。

イングリッシュガーデンで有名な三木市の風雅舎さんに設計をお願いしました。


当然ながらプロにお願いするので、それなりの費用が発生します。

そこで、庭部分の資金集めとPRを兼ねて、クラウドファンディングに挑戦することにしました。

掲載ページ(実施期間終了)

クラウドファンディングとは、ふるさと納税の民間版のような仕組み。

プロジェクト実行者が実現したいことの発表とともにネット上で寄付を募り、支援金額に応じてお返しを贈ります。


わたしたちが選んだプラットフォームは『CAMPFIRE』

一般的なクラウドファンディングサイトは、達成額に対して15~20%の手数料が発生するのが相場です。

それに対し、CAMPFIREは今年のはじめに「手数料を5%にする」と発表。

プロジェクト実行者にとっては本当にありがたいことで、みるみるうちにユーザーが急伸。

わたしたちも「渡りに船」とCAMPFIREを選びました。


手数料が低い理由のひとつが、キュレーターと呼ばれるコンサルティング型営業スタッフを置いていないこと。

逆に言えば、掲載内容やリターンの設定などを自分ですべて編集しなければなりません。

職業柄もあり(?)入力作業自体はそれほど苦にはなりませんでしたが、たくさんの方の目に触れるため掲載直前は

「本当にこの内容で良いのだろうか」

と不安になりました。


陶芸家デビュー?

前置きが長くなりましたが、、

約40日間の実施で集まった金額は885,000円

今回のファンディング実施をきっかけに東京時代の友人やクライアントなど思いがけない方からの支援も集まり、嬉しい驚きの連続でした。

ご支援いただきました皆さま、この場を借りて改めて御礼申し上げます。


いくつかのプランでリターン品に含めているのが、特製マイマグカップ箸置き

誰が作るかというと、、、

わたしの妻です。

神河町越知で『器処 zakki屋』という陶芸工房を営んでいる東信行さんの全面的なサポートを受けながら鋭意制作中。


どうやら肌に合うようで、陶芸の日は

「図画工作みたいで楽しい」

と満面の笑みで帰ってきます。

(先日、寝言で「図画工作」と言っていました)


わたしも文字部分の装飾を少しだけ手伝ったマイマグカップは、本焼き間近。

ほかにも神河町の竹を使った竹炭楽やさんとのコラボクッキーなど、楽しみな品々が目白押しです。

応援してくださる方々の顔を思い浮かべながら、お返しの準備にいそしむ日々です。


今日の一句

陶工の 貌ほぐれたる 夜半の秋

とうこうの かおほぐれたる よわのあき

季語:夜半の秋(秋)

鬼神のような集中力で作品づくりに没頭する陶芸家。

一日の終わりには、ふっと心がほどける瞬間があるのだと思います。


兵庫県姫路市生まれ。早稲田大学大学院 教育学研究科 修了。専門は江戸の初期俳諧。 総合広告会社(博報堂DYホールディングス)を経て、2014年兵庫県神河町に移住。2015年起業。2020年より株式会社OFFICE KAJIYANO 代表取締役 俳句結社「姫路青門」所属

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