子を背負う父も畑を打ちにけり

ようやく、春らしい気候に。

今年度の農園の活動がスタートしました。


年々育つ、sankira green-farm!

 

「もうジャガイモは植えたんかい」(注)怒っているわけではありません。

出会う人出会う人、この時期定番の会話です。

 

先週の日曜には、クラインガルデンの皆さんと、毎年恒例のジャガイモ植えを行いました。

 

ジャガイモは湿気を嫌うため、3月中旬以降、晴れ間が続くタイミングを見計らって植えます。

(「ワシはいつも彼岸すぎに植えよる」という方もおられます)


sankira green-farmでは、昨年から町内の子育てグループ「つちのこ」がオーナーになってくださっています。

「思っていた以上にハマってもた」

とは代表・Sさんのお言葉です。

 

冬から計画してきた2018年度計画のスタートはジャガイモ植えぼかし肥料作り。

ところが活動予定日をはさんで、4日間ほどの長雨予報。

「イモが腐るのは困るもんねぇ・・・」

みんなで話し合い、植え付けを1週間ほど遅らせることになりました。

冬期の湛水を抜いて乾かしていた田んぼがまたプールになってしまう程の雨量でした。


雨が過ぎ去ると、ようやく春らしい空模様に。

「今年もよろしくお願いしま〜す」

元気いっぱいに、活動が始まりました。

飽きっぽい子どもたちは、気がつくと農園のあちらこちらへ。役割分担して、なるべく子どもたちも参加できるように工夫しています。
もちろん、昨年の秋からメンバーに加わったメエちゃんも一緒です。

 

わたしたちも心機一転。昨年より畝を増やし、栽培品種も追加する予定です。

 

土をさわる時間が本当に嬉しく感じられます。


今日の一句

 

子を背負う 父も畑を 打ちにけり

こをせおう ちちもはたけを うちにけり

季語:畑打つ(春)

”イクメン”の鏡?

おんぶ紐で赤ちゃんを背負いながら、力仕事にいそしむパパの姿がありました。

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