明けましておめでとうございます。
2016年初記事は、元伊勢参り。
本年もニッチな原点諧記です。
”元伊勢”皇大神社への旅
見出しからプライベートな旅行を想像されたかもしれませんが、れっきとした村の仕事です。
伊勢講という行事はご存知でしょうか?
大川原集落における伊勢講のようすは、昨年このブログでもご紹介しました。
記事内で発表した通り、3人の世話人を決めるくじびきで見事当選したため、先輩とともに隣保を代表して大江町の皇大神社へ行ってきたのです。
ミッションは「古いお札をおさめて、新しいお札を買ってくること」。
1月3日のお昼ごろに集合し、先輩の道案内とGoogleマップのナビをたよりに、わたしの愛車で向かいました。
(もちろん事前に下調べをして臨みました!念のため。)
神社への道のり。
皇大神社への道のりは、ざっくり説明すると下記のような感じです。
312号線を北上
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和田山の手前で右折して9号線へ
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175号線との分岐点で、左折して175号線へ(渡辺病院を過ぎたあたり)
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再び9号線と分岐するポイントで、左折して9号線へ(一級河川「宮川」のすぐ手前で左折)
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案内標識にしたがって道なりに走ると、右側にまず外宮。さらに奥へと進むと、左手に内宮が見えてきます。
無理せず休憩を。
約75㎞の道のりは、一般道で約1時間50分。
そう書くと遠く感じますが、特に9号線はとても走りやすい一本道です。
信号も少なく、神河町から朝来町を抜けて、あっという間に京都に入った感覚でした。
といっても遠路です。(どっちだ)
道中お店はそこまで多くないので、9号線沿いの『道の駅 農匠の郷やくの』手前のドライブインでトイレ休憩を取るのがオススメです。
そこから、ちょうど1時間ほどでした。
種々の神がつどう場所
わたしたちが訪れた日は、歩いていると汗をかくほどの小春日和でした。
駐車場にも余裕があり、ゆったりと参拝することができましたが、きくところによると前日は大変な混雑だったそうです。(おそらく元日はさらに・・・)
集落のもうひとつの隣保は元日に向かったそうですが、現地のようすはどうだったのでしょうか・・・。
内宮には、農業の神様や工業の神様をはじめ、たくさんの神様が独立して祀られています。(姫路の”総社”のつくりも似ています)
外宮、内宮ともにいろいろな神様にお祈りをして、無事新しいお札を手に入れることができました。
近年参拝者が増えているという同神社ですが、なんと、『じゃらん』にクチコミが掲載されていました。
神様までネットで評価される時代です。
今日の一句
元伊勢の 風たおやかに 四方の春
もといせの かぜたおやかに よものはる
季語:四方の春(冬)
立ち並ぶ露店。
破魔矢の鈴が揺れる音。
新春らしい気配が満ちる参道に、心地よい風が吹き抜けていました。