「あぁ、あの年にはじまったのか」
そんな風に振り返ることになりそうな、日本における大きなトピックが続いた2015年。
一方で。
関西の、兵庫の、神河町の、長谷の、大川原集落。
築150年の民家を拠点に、わたしたち夫婦にとっては、わずかながらも着実に前進した1年となりました。
2015年を振り返って。
「確証はないけど、自分はおそらくこの道だろう」
と思える道に足を踏み出したという実感からでした。
<2015年のふりかえり>
●山口貴士事務所
・姫路本町のブックカフェギャラリー『Quiet Holiday』オーナーのはからいで、店内にシェアオフィス開設。
・姫路の老舗企業の周年リニューアルや法人化にあたってのブランディング、行政の事業PRなど。
●谷間の家さんきら
・7月で3周年。
・リラクゼーション部門で、峰山高原ホテルリラクシア様と業務提携。(モンテローザ様とも企画準備中)
・はじめて作ったお米が好評。直接販売分は約1ヶ月で完売。リラクシア様およびモンテローザ様にて2kgパック販売中。
●俳句
・『姫路青門』7月度「課題句」 特選(題:夕焼 「夕焼けの中に小さき生家かな」)
・『平成27年度NHK全国俳句大会』入選(句はまだ発表できません)
※結社に若い人が入ったのが久しぶりだそうで、「山口君と一緒に勉強したい」とご婦人方から先生にラブコールが複数届いているそうです。もしかしたら、俳句で地域活性化ということもあるかもしれません。
●canorus
・10月の姫路サウンドトポロジーなど、月1~2回ペースでライブ出演。
●テニス
・旧大河内テニス協会に所属。週1ペースで練習。夏のダブルスで準優勝。
多方面で動きのある一年でしたが、7月末に農作業中に骨折したのは色んな意味で痛かったです。
仕事の進行にも影響し、妻にも負荷を掛けてしまいました。
30年間大きなケガとは無縁で「健康」は”あたりまえ”のものでしたが、この経験を通して「健康第一」だと痛感しました。
「やりたいことができる」という幸せを噛みしめながら、2016年の計を練っています。
今日の一句
ゆく年や かたち留める 雲のあり
ゆくとしや かたちとどめる くものあり
季語:ゆく年(冬)
「いよいよ一年も終わりかぁ」と見上げた空。
表情をとどめながら、少しずつ形を変えて雲が流れてゆきます。