農作業シーズン真っ只中。
ファーマーライフを前向きに捉え、楽しみたいと思います。
WE’RE FARMING
kajiyanoをオープンする際に、いろいろなことを話し合いました。
直前まで悩んだのが、定休日をいつにするか。
基本はオフィススタイルなので、カレンダーに合わせて土日休み?
あるいは、遠方の人は土日こそ足を運びやすいだろうからと平日休み?
ベースは週休2日。
そして、
・週末にしか来られない人もいると考えられるので、週末も開ける。
・地域行事が重なることが多い日曜は基本休み。
・飛び飛びの休みよりも連休のほうがプライベートでまとまった時間を使いやすい。
以上の理由で、
10:00〜18:00(日・月曜休み)
という現在のスタイルに落ち着いたのでした。
業態的にひっきりなしに人が来ると言うことは稀ですが、オープン当初は特に同じ敷地内での生活とスペース運営をどう両立させるかが課題となりました。
「営業時間として掲げている以上は、少なくともどちらかが店に張り付いていないといけない・・・」
平日はわたしが仕事で出かけることが多く、必然的に店番のメインは妻に。
家事は営業時間外に回さざるを得ず、生活がどんどん夜型になっていきました。
結果、お互いのストレスがたまり、家庭内の衝突が増えるという負のスパイラルに・・・
より充実した人生を送るために自分たちで新しい場所をスタートしたのに、これでは元も子もありません。
そこで、少しずつスペース運営の方針を見直していきました。
・(お客さまがいらっしゃる時はもちろんお客さま優先ですが)落ち着いているときは母屋で過ごしてもOK。
・営業時間内でも庭作業はOK。
さらに、最近思い切って決めたルールが
・(特に農繁期は)営業時間内に農園に出かけてもOK。
週末は行事やイベントが入ることが少なくありません。天候との兼ね合いも考えると営業日以外だけでは農作業の時間がじゅうぶんに取れないため、この決断に至りました。
不在の際に訪れてくださった方には申し訳ないことこの上ありませんが、農園で過ごす時間やそこで育つ作物もkajiyanoの大きな宝。
独自の営業スタイル(?)と大目に見ていただけたらと思い、アメリカの標識のようなPOPを作ってみました。
※ブログ冒頭の画像。「近くの農園にいます。お電話ください」と電話番号が添えてあります。
入り口のドアに貼ってありましたら、どうかお怒りにならずお電話いただけますようお願い申し上げます。
今日の一句
荷台にて 開く昼餉や 夏兆す
にだいにて ひらくひるげや なつきざす
季語:夏兆す(夏)
軽トラの荷台は、囲いを外せば椅子やテーブルに早がわり。
ちょっと人目も気にしつつ、二人で荷台に座って弁当を食べてみました。
このPOP、素敵ですね(^-^)
貴士さんと奈央さんが、限られた中でも自由に、気持ちよく動いてくださってたら、kajiyanoの屋根や壁が、ぐんと広がって、より心地よい、広々とした空間になっていく気がします。
また、伺える日を楽しみに、カレンダーを見ています♪
いつも応援してくださり有難うございます。
さすがに自分勝手だろうか・・と自問しながらも、思い切って実行してみると
おっしゃる通りkajiyanoという場所の広がりを感じるようになってきました。
前向きに、このスタイルを実践してみようと思っています。
オープンな場を構えるとオープンに動くことが難しくなる、というジレンマに
きっと陽子さんはじめお店を営まれている皆様は向き合ってこられているのだろうと想像します。
身体はどっしりとそこに置きながらも
常に新鮮な空気を取り込めるような気持ちで居ることが大切なのかもしれませんね。
こちらも、お会いして元気を頂けることを楽しみにしています^^