今やすっかりおなじみの「ふるさと納税」。
身近な人たちが関わっているのですが、今年はただならぬ事態になっています。
大ピンチ!神河の安全で美味しいお米が泣いている!?
今日はお米の話。
おかげさまで、わたしたちが育てているお米は各方面から例年好評をいただいております。
高原の澄んだ空気と源流の水
+
牛糞とぼかし肥料
&
農薬・化学肥料不使用
この条件で美味しくならない訳がないのですが、シンプルに「美味しい」と言って頂けるのが励みになっています。
とあるご家庭では
「少食な息子が山口さんとこのお米はよく食べるんです!」
東京の友達からは
「マジでうまかった!友人として誇りに思う」
↑さすがにリップサービス含み。
ただ、いかんせん量がありません。
得意先に配ったりkajiyanoやホテルで販売していると、300kgなどあっという間。
この冬オープンの古民家ゲストハウス「GLAMINKA」のクラウドファンディング(あと10日!)のリターン品にもしていただいたことで、早くも底が見えてきていました。
【FAAVO掲載】世界と日本 都会と田舎 古民家宿を通して人と人を繋ぐ架け橋になりたい
そんな中、「町内で同じ農法で作られたお米が大量に余っている」という話を小耳にはさみました。
その量なんと3t(3,000kg)!
近年有機農業に取り組んでいる杉営農組合のコシヒカリが「ふるさと納税」の返礼品になっているのですが、寄付が激減して在庫が大量に余っているというのです。
原因は、ふるさと納税のルール改正。
律儀な神河町は返礼品に対する寄付額を増額したものの、蓋を開けてみれば、対応は自治体それぞれ。
リターン率の高い自治体に寄付が流れてしまったのです。
ふるさと納税返礼品の是正策 総務省、寄付金の3割以下の目安明記(産経ニュース2017.3.31)
杉集落としてはある程度のロットが出ることを見込んでいたため、十分な貯蔵スペースも無く・・・
さらには昨年の好評を受けて増産したことも裏目に・・・
必死に売り先を探しておられたので、kajiyanoも販売協力させていただくことになりました。
テスト販売してみたところ、反応は上々!
近隣だけでなく東京や神奈川からも注文が入ってきているほか、8月に神河町で体験ツアーを共同企画した未来こどもがっこうさんが千葉のイベントでの販売を提案してくださる等、じわじわと動きが。
本当にありがたい限りです。
ブランド力ではやや引けをとるものの良いお米であることは折り紙つき!
この機会に一人でも多くの方に美味しさを知ってもらえたらと思っています。
↑「さとふる」掲載ページより
掲載価格は18年3月までの限定となります。
年末の贈答品にもオススメ!
ご興味のある方は、下記までお気軽にお問い合わせください。
☎︎0790-35-0673(kajiyano山口)
以上
商品PR色濃厚な、本日の記事でした。
今日の一句
ふるさとの 小包ひらく 冬日向
ふるさとの こづつみひらく ふゆひなた
季語:冬日向(冬)
都会で暮らす人々のもとに届く、ふるさとの恵み。
農家や職人の想いの詰まった箱が、今日もどこかで開かれているのだと思います。
「ふるさと納税」関係者の方へ
この句、いかがでしょうか?(半分冗談で半分本気)