「最強寒波」の到来に、長谷は一面雪模様。
あの生き物は今・・・
ヤギと乗り越える厳冬
「メェェェ、メェェ・・・」
我が家では、ヤギのメエちゃんが朝の目覚まし時計がわり。
やってきた当初は、日の出すぎの早朝からメエメエ全開。
しかし間もなく両親の夜型のライフサイクルを学んだようで、今では妥当なタイミングに鳴き始めるようになりました。(時刻はご想像ください)
どうやらヤギも学習する生き物のようです。
「ひたすら食べてますね・・・」
メエちゃんをはじめて見た方は、驚きまじりに口を揃えます。
いちばんのご馳走は、エネルギーたっぷりの野草たち。
ただ、冬場はどうしても野草が少なくなります。
そのため、全国のヤギ飼いさんたちは冬場のエサとして干草や野菜くずを用意。
(最新の情報源はinstagramとFacebook。「#ヤギ」で検索すると愛に満ちた世界が広がります)
わたしたちは長谷の農家さんにお願いして大根の葉っぱや白菜のアウトレットを分けてもらっているほか(Oさん、Mさん、Fさん、いつもありがとうございます!)、チモシーという牧草を購入して少しずつ与えています。
秋口は野菜くずにはほとんど見向きもしませんでしたが
最近は「まぁ、しゃあないか」という感じでむしゃむしゃ食べています。
寒さには比較的強い動物。
ただ極度に気温が下がってくると、食べることで体温を上げようとします。
雪がしんしんと降り積もった今朝はブルブルと震えが止まらず
「さ、寒いメェ〜」と悲しそうに鳴くので
見るに見かねて、お父さんの腹巻きをプレゼントしました。
直後はしっぽを振って喜んでいたのですが、数時間後、腹巻きは雪の上。
嫌がっている風ではなかったので、体を掻いたりしているうちに脱げたのかもしれません。
あるいは、お父さんの体臭が染み付いた腹巻きに対する拒否反応・・・?
メエちゃんも育ての両親も、試行錯誤の冬です。
今日の一句
寒風や 瓜実顔の 額にも
かんぷうや うりざねがおの ひたいにも
季語:寒風(冬)
キンと冴えた雪まじりの風。
可愛らしいおでこに、なぜか意識が向きました。