スケジュール管理法は、人によりさまざま。
デジタル派でしたが、2018年は再び紙の手帳にしてみました。
3年ぶりに手帳を買うの巻
予定は、未定。相手がある仕事なので、どうしても変更がつきものです。
また、毎週末の予定や毎月定例の予定も存在します。
これらすべてを紙の手帳で管理するのは、けっこうな労力を要するもの。また、わたしの場合は弱点のひとつである「字の下手さ」が紙の手帳を使うことに対する長年のストレスになってきたのも事実。
起業した頃の時期に、「スケジュールはすべてGoogleカレンダーとアプリで管理する」ことを選択。
・予定のスライドが容易である。
・ルーティンの仕事や行事を「毎月第1日曜」など自動入力できる。
この2点だけでも、わたしにとってはこれ以外のツールによる予定管理から離れるにじゅうぶんな要素でした。
ところが一方で、です。
仕事の打ち合わせメモはノート。
サイトのざっくりとしたラフやコンセプトワーク等はノート。
大量なのでコピー用紙の裏紙が大活躍
クライアントへの一筆箋やお手紙は当然手書き。
俳句のアイデアメモはノート。
生活全体を見廻すと「手で書く」行為は切っても切り離せないものになっています。
そんな中、スケジュール管理だけは妙にデジタルなのです。
「山口さん、来月の上旬の予定どうですか?」と訊かれて「えーとですね」とパソコンやiPhoneを確認する。
あるいは
次の打ち合わせ日時をキーボードで入力する。
今の時代に失礼ではないと思われますが(複数のクライアントとお話したこともあります)、どこか落ち着かないものがあるのも事実。
大げさにいうと、書き込まれるスケジュールの重みが紙の手帳とは少し異なるような気がするのです。
そんなことを考えていた矢先に、お世話になっている方から
「貴士くんは、紙の手帳が良いんじゃない?」
というアドバイス。
背中を押され、実に3年ぶりに紙の手帳を購入することを決意しました。
システム手帳といえば、気になるのはアレです。
糸井重里さんがプロデュースするほぼ日手帳シリーズ。[blogcard url=”https://www.1101.com/store/techo/”]
昨年、ジャスダックに上場して話題になりましたね。
“01 ほぼ日が上場した理由。 – 会社をつくるということは。 – ほぼ日刊イトイ新聞“
コンセプトは「LIFEのBOOK」。
定番モデルは、1日につき見開き1ページ。
予定だけでなく、仕事のメモや思いついたアイデア、行った先のチケットのクリップなど使い方は人それぞれ。
ファンの支持は圧倒的で、毎年新作カバーが発売されるとあっという間に売り切れるのだそうです。
まさに未体験ゾーン。
えいっと飛び込む気持ちで、デザインや質感がピンときた「オリジナル」サイズのものを購入しました。
@姫路ロフト
果たして仕事は、暮らしは、どう変わるのか。
字は相変わらずですので、クライアントの皆さん、手元は覗きこまないでくださいね。
今日の一句
日脚伸ぶ 手帳の罫に 名の並び
ひあしのぶ ましろきてちょう ながめけり
季語:日脚伸ぶ(冬)
降り積もった雪は溶けはじめ、凍っていた庭のホースも復活。
たっぷり書ける手帳、ワクワクするような予定で埋めていけたらと思います。
「手帳買う」も季語と捉える向きもあるようですがちょっと手が出ませんでした。