季節の移り変わりを、くっきりと感じる時節。
ヤギのメエちゃんとともに春を迎えました。
鬼を払い、春へ。
「鬼は〜外、福は〜内」
大川原集落では、毎年2月3日に地元の氏神様の前で「節分会」が執り行われます。
代表者の祝詞からはじまり、年男や年女による豆撒きと福引。
大川原集落では最近こどもが複数増えたので、いっそう賑やかに感じられました。
なぜ節分には「鬼」が登場するのか。
昔から季節の変わり目には、陰と陽が対立して邪気が生じると考えられたそうです。
立夏、立秋、立冬の前夜も「節分」。
その中で「立春」は二十四節気のはじめ。
もしかしたら、「節分」の中でも伴うエネルギーがひときわ大きいのかもしれませんね。
我が家では、鬼を払う厄除けと言われる「立春大吉」の札を手書きして貼っています。
今年は厳しい寒さや積雪に見舞われたこともあり(この時点で言い訳)
屋外の手入れや作業は「暖かくなってから・・・」。
「春」を迎えたのを期に、しばらく放置していた看板制作や庭木の剪定に取り掛かりました。
これまで家を見守ってくださった感謝を込めつつ、年季が入って弱った枝などを剪定。
古い木特有の樹形を見て、妻もわたしも同じことを考えました。
「これ、、、絶対メエちゃんが喜ぶな」。
友人にも手伝ってもらい、自然の樹形を生かしたミニアスレチックが完成。
案の定、登ったり降りたりで大はしゃぎでした。
春とはいえど、まだまだ寒い日が続く予報。
明るく笑って、鬼から身を守り過ごしたいものです。
今日の一句
立春の縁側に陽の満ちにけり
りっしゅんのえんがわにひのみちにけり
季語:立春(春)
石の上に座るのも好きなら、暖かい場所も好き。