掌の上の蛍微かに熱を帯び

犬見川沿いに蛍が飛びはじめました。 長谷に暮らしていると、この季節ならではの出会いがあります。 ”農家”と”消費者”の偶然の出会い   知る人ぞ知るホタル鑑賞スポット・長谷。 毎年6月初旬か...

紫陽花に蛙居座る雨上り

太陽が情熱的に照りつける日々の合間。 頭と心を落ち着かせるように、雨が降ります。 天の恵み。   久しぶりに、驚くような大雨が降りました。 どちらかというと、カラッとサッパリした気候や風土が...

巌に沿い流るる水や桐の花

隣の芝生を見れば、みずからの芝生の色がよく分かる? 出張のさなか、長谷での暮らしを思います。 神様の集う地にて。   仕事で島根は出雲方面に来ています。 宿の主人から教えてもらった、有機農業...

炎帝や解体の埃の中に

住まわせてもらっている、という気持ちは依然変わらずとも。 はじめて住まいの改築に踏み切りました。 6年目の夏、住まいをリニューアル。   なんの巡り合わせか、工務店や建築関係のクライアントが...

差入の缶の鳴りたる田植かな

5月は、集落営農の仕事が忙しい時期。 今年もゆるやかに村の田植えが始まりました。 世代交代を少しずつ。田植えスタート。 約10日前の営農役員会議。 ハウスで育てた苗を農家に配る日取りと、オペレーターの...

新調の白き脚絆や草いきれ

新緑のまぶしい5月。 操法大会のシーズンがやってきました。 1年ぶりの「選手」。   この時期の地域の風物詩といえば「田植え」。   そして「操法」(消防操法大会)です。 村の先輩...