差入の缶の鳴りたる田植かな

5月は、集落営農の仕事が忙しい時期。

今年もゆるやかに村の田植えが始まりました。


世代交代を少しずつ。田植えスタート。

約10日前の営農役員会議。

ハウスで育てた苗を農家に配る日取りと、オペレーターのシフトが議題。

手がかりは、各社が提供する週間予報です。

「土日は雨やのぅ・・・」

ここ数年、わたしを含め若手もチームに参加。

会社勤めの方もおられるため、週末をからめて日程が組まれます。

逆にわたしは平日要員です。

大川原集落すべての田んぼ(有機チームは除く)に掛かる所要日数は約5日。

そのため、①週末からスタート  ②平日から週末にかけて実施 が選択肢。

安全をみて、先週末を避け5/15(水)に苗くばり→田植え開始となったのでした。

見習いオペレーターが複数いることもあり、昨年までは連日先輩方がついて手厚い指導。

ところが今年は「そろそろええやろ」と最小限の人員配置に。

会話を思い返したりノートを見返したりしながら、山間部特有の個性的な形の田んぼをどう植えるか、頭を悩ませながら実践することになりそうです・・。

ビニルハウスの中から苗箱を渡す。
運搬用の軽トラに積む。

ちなみに、最近新調した我が家の軽トラも運搬用の1台に。

ATしか運転できない妻が主に乗るために購入した、真っ白のスズキのキャリイ。

納車早々のタイミング、妻を慰めたことは言うまでもありません。

納車当初。目印にもと白ナンバーに。

明日あさってと、わたしも田植え機に乗ります。

週末には操法大会が控え、夜はラストスパートの連夜練習。

緊張感と肉体的疲れでブログを更新する気力が残っていないとみて、本日早々に更新した次第です。

トップバッターで出陣した先輩の後ろ姿

今日の一句

差入の缶の鳴りたる田植かな

さしいれのかんのなりたるたうえかな

季語:田植(夏)

「ほれ」と笑顔で渡されたポカリスエット。

ギラギラと照りつける日差しの中、格別の爽快感がありました。

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