伊勢遥か講に添えたる蜜柑かな

1月11日。 隣保の新年最初の集いである「伊勢講」が行われました。 伊勢講とは 「次は年明けの伊勢講の集まりですね」 大歳神社での年迎えの際にそんな会話を交わしていましたが、そもそも伊勢講とは何なのか...

暁天に雪掻く音の響きけり

元日から実家へ帰省していましたが、3日に長谷に戻ると、駐車場に車を停められないほどの積雪。4日の午前中から団体のご予約があったので大ピンチです。 夕方から翌早朝にかけて、「雪掻(か)き」と「箕(み)」...

年の瀬や夫婦で描く道の先

2014年も残すところあとわずか。 「先生が走り回る」「僧が走り回る」「仕事をし終える」等、いずれの語源説にも納得の慌ただしい「12月」が終わろうとしています。 原点回帰の一年   「人生い...

クリスマス民家彩る灯のあまた

夫婦初めてのクリスマス。 どんなテンションで迎えたら良いのか戸惑いつつ、近場にふらりと出かけてみました。 ビートルズに浸るクリスマス 神戸新聞の記事で偶然知ったのですが、12月20日~24日まで、「但...

長老の注連綯う口の一文字

迎春に向けて、村人総出で準備が行われました。 口伝の注連縄(しめなわ)づくり 私たちが暮らす大川原地区では、氏神様である大歳神社の注連縄(しめなわ)を隔年で作っています。 区長から作業スケジュールの説...

白銀の里に身を寄せ実万両

家に居ても、人と会っても、「年が明ける」ことを意識する時期になってきました。 一年の終わり   関西では、新暦12月13日が「事始(ことはじめ)」。お正月の準備を始める日とされています。 こ...