木犀や郷に従ふ悦もあり


大阪、東京、あるいは海外。

遠方から訪れる人々が、この地の魅力に気づかせてくれることがあります。


仕事仲間が東京から来訪。

 

仕事でお世話になっている東京のプログラマーから、チャットツールがピコーン。

「突然なんですが、明日行っても良いですか?」

「え!?こちらにですか?」

 

なんでも「前からkajiyanoに一度行ってみたかった」とのことで、大阪の仕事に絡めて急遽訪問してくださることに。

 

奥さんも同行。

繁忙期は特に、ご家族に迷惑をお掛けしている自覚もあるので、日頃の感謝の気持ちを込めてできる限りの準備をしました。


kajiyanoで新米セットの昼食。

メエとふれあい、周辺を散策。

「古い家具や道具を見たい」という奥さんのリクエストで、たまたま営業日だった市川町のまるみや堂さんへ。
お目当てのものも見つかり、展示のクオリティに感動されていました。

福崎でもち麦ソフトを食べ、4人でツッコミを入れながら例の河童と天狗を鑑賞。

あっという間の半日でした。

特別なことはしていませんが、お二人とも充実した時間を過ごせたと思ってくれたようです。


都市にないもの

 

「東京にはないものがたくさんある」

滞在中、ご夫婦がたびたび口にされていたことです。

わたしたちにとっては猛威にすら感じる草の繁茂も、都会のマンション暮らしからみれば羨ましい「自然」

また、田んぼや畑はもちろん、道路脇や畦も地域の手で保全されて景観が保たれていることにも大いに感動されていました。

「生きる力がすごいですね」

地域の先輩方の姿を思い浮かべながら、深く頷くわたしたちでした。

 

仕事が年々忙しくなり、当初と同じようにはいかなくなってきていますが、「ここにしかないもの」に感謝して、「生きる力」を身につけていけたらとの思いを新たにした1日でした。


今日の一句

木犀や郷に従ふ悦もあり

もくせいや ごうにしたがふ えつもあり

季語:木犀(秋)  

キンモクセイとギンモクセイの香りが運ばれてくると、「秋」を感じます。

年月を経て、暮らしの味わいは深まっていきます。


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