山渡る影となりたる春の鳶

異文化、異端、異分子。 「異なるもの」の役割を思います。 風を通す。 長谷で9度目の春を迎えようとしています。 右も左も分からず出席した、最初の春の集落総会。 未知の世界に圧倒されたぼくは、当時まだ2...

降る雪やサステナビリティとは何か

手探りの新フォーマット。 記録を兼ねて句をアーカイブしてみる試みです。 「持続的なくらしとしごと」を追いかけて 降る雪や明治は遠くなりにけり 中村草田男が立ちはだかる、ある種の呪縛をもった上五。 草田...

読初の函やはらかく置きにけり

2022年のテーマは「再始動」。 学びを深めながら、「俳句と人生」について考え直しています。 ブログコンセプトの変遷(「暮らしのアーカイブ」から「俳句ブログ」へ) 俳句の実作をはじめたのは、2014年...

鶯の子の見つけたる一音目

年齢を重ねるごとに。さらには子を授かったことで。 心移ろいつつ、規律ある自然のサイクルに背中をそっと押される気持ちです。 おつかれさま   前回の記事でも書いたとおり、ここ1年ほどは、自分の...

初春の荷台に山羊の飛び乗れり

2021年の幕開け。 “見慣れた世界”から離れていく勇気も持っていたいと思います。 変化を恐れず、できれば楽しむ。 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 本年もよ...